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スズキ・カバルケイドって知ってる?大型バイクでツーリングした思い出。

知っている人も少ないかと思いますが、カバルケイドはかつてスズキのフラッグシップバイクとして作られた1400ccの大型バイクです。特筆すべきはその重量で、ホンダのGL1500を凌駕する四百数十キロありました。その重量で重心が結構上にありましたので、バランスをくずすとバッタリ横倒しになり、起こすのに一苦労でした。装備も豪華でカーステレオもついていましたし、当時は自動車でも珍しかったクルーズ・コントロール機能がありました。こういう超大型バイクですので、街中でのチョイ乗りなどということは全く考えられませんで、もっぱら高速専門でした。

カバルケイドでツーリストの憧れの地へ

高速道路ではそれこそオートクルーズを使って威風堂々、カーステレオで音楽を流しながら爆音を轟かせて悠々とクルージングを楽しんだものです。高速での安定性はさすがでしたが、共振の影響かこの車体の特性か確か80キロから100キロあたりを増減速するときに多少のハンドルのブレがありました。当時はバイクの最高速度が80キロでしたので、その範囲を外してクルーズしていました。また、タンク容量がそれほど大きくなかった覚えで、また燃費もあまりよくなかったので高速道路でもけっこう頻繁に燃料補給をしていました。大きな車体にだいぶん慣れた頃に、ツーリストの憧れの地、北海道でのツーリングを計画しました。

全行程一週間、北海道一周三泊四日で、往き帰りはフェリーを使いました。北海道に上陸してしまえば、やはり本土とは違って道も広く、ちょっと内陸に入るとまっすぐな道路がずっと続いていて、季節も春から夏に移るあたりで、木々や草花の緑の風を受けながらの快適なツーリングでした。このツーリングの最大の思い出となったのは、残念ながら北海道の道ではなく、実はフェリーです。

カバルケイドは車体があまりにも大きいため…

当初フェリー料金はバイクなら安いというイメージでしたが、車体があまりにも大きいため結局軽自動車料金を支払いました。また、行きも帰りもフェリーにまず乗せるのが一苦労で、これが一番の思い出です。自動車の列に続いてバイクを進めるのですが、一時停止するたびに車体を保持するのが大変で、さして長くもない脚を必死で伸ばして車体重量を支えました。また、駐車位置の微調整をする際は、もうエンジンを止めていますので力だけで前へ後ろへ動かすのは死ぬ思いでした。付近の係員の方にも手伝ってもらって固縛が終了したときは本当にホッしてその場にヘタり込んでしまいました。そうそう、カバルケイドはGL1500などと違ってバックギアがついていないのです。良いバイクでしたが、もう体力的にムリですね

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