フィアットの車種一覧(現行車種・過去車種)

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フィアットの現行車種一覧

500X / 500 / 500C / Panda

フィアットの過去販売車種

アバルト 695 トリブート フェラーリ / プント / ムルティプラ / 126 / X1/9

フィアットの概要

イタリアの最大手自動車メーカーであるフィアット・オートモビルズS.p.Aは、創業を19世紀末までさかのぼる老舗ブランドであり、現在はアメリカのクラスラー社を傘下に置くフィアット・クライスラー・オートモティブの一員となっています。ブランド名のFIATは、設立時の名称であったファブリーカ・イタリアーナ・アウトモビリ・トリノ(トリノ・イタリア自動車制作所)の頭文字を取ったもので、ブランドシンボルは円形エンブレムの内部にFIATのロゴを入れたものが使用されています。

フィアット・オートモビルズS.p.Aの概要(2016年度)

  • 本社所在地:イタリア共和国ピエモンテ州トリノ市
  • 設立:1899年7月11日
  • 設立時の名称:ファブリーカ・イタリアーナ・アウトモビリ・トリノ
  • 代表者:ジョン・エルカーン(会長)、セルジオ・マルキオンネ(CEO)
  • 資本金(フィアット・クライスラー・オートモビルズ):193億5,000万ユーロ
  • 売上高(フィアット・クライスラー・オートモビルズ):1,110億1,800万ユーロ
  • 営業利益(フィアット・クライスラー・オートモビルズ):25億1,600万ユーロ
  • 従業員数(フィアット・クライスラー・オートモビルズ):225,587人(※2015年)
  • 販売台数(フィアット・クライスラー・オートモビルズ):461万台(内、日本向け23,022台)

事業内容は自動車の製造・販売を主力としつつ、鉄道・船舶・航空機といったさまざまな製造業のほか、金融関係も手掛けています。また、フィアット・クライスラー・オートモビルズが擁するブランドとして、アルファロメオ、ランチア、マセラティ、アバルト、ジープ、ダッジなどのほか、自動車部品を手掛けるマニエッティ・マレリなどが存在します。

日本における輸入販売は、アルファロメオ、アバルト、クライスラー、ジープとともにFCAジャパン(株)により行われています。

ブランドスローガン

・あらゆるタイプのステークホルダーの正当な利益に配慮を払いながら、革新的な製品とサービスを提供することで新たな価値観を創出・育成し、それによってお客様に最大限の満足度を味わって頂く。
・社会的責任を自覚しつつ、公正かつ倫理的な形で事業を行う。
・公平な雇用慣行を採用し、労働環境の安全維持に努め、環境意識の支持・促進を図り、各フィアット・グループ企業が事業を展開する国の準拠法に対するコンプライアンスを徹底する。

フィアットの沿革

1899年~1930年代:アニエッリ体制下で次々とベストセラーカーが誕生

1899年7月11日、イタリアのトリノ市に、ジョバンニ・アニエッリをはじめとする9人の発起人により、自動車の製造を事業目的とするファブリーカ・イタリアーナ・アウトモビリ・トリノ社が設立されました。そして同年、早くも最初の4輪自動車「3 1/2」が完成しました。全長2,300mm×全幅1,420mm×全高1,450mmのオープンボディに、水冷679cc直2SVエンジン(最高出力4.2ps)を搭載するモデルでした。

その後1902年にアニエッリが初代代表取締役の座に就き、翌1903年からアメリカへの輸出が開始されました。そして1914年に第一次世界大戦が勃発すると、莫大な利益を得ると同時に事業を航空機や船舶、製鉄などにも拡大していきました。一方自動車に関しては、1919年に小型車「501」が発売されました。全長3,850mm×全幅1,480mm×全高1,820mmのボディに、水冷1.5L直4SVエンジン(最高出力23ps)を搭載するモデルで、性能や経済性の高さにより大ヒットしました。

その後1925年に、フィアット初のSOHC方式を採用した1L直4エンジン(最高出力22ps)を搭載する先進的なモデル「509」が発売され、501よりもはるかに低廉な価格と相まってベストセラーとなりました。それに続くベストセラーモデルは、NSU社の自動車部門を傘下に収めた1932年にリリースされた「508バリラ」でした。

全長3,440mm×全幅1,400mm×全高1,530mmというコンパクトなボディに、水冷1L直4SVエンジン(最高出力20ps)を搭載するモデルで、驚異的な低価格が特徴でした。その後1934年に、フランスにフィアット車のノックダウン生産を行うシムカ社が設立されました。次いで1935年、Y型バックボーンフレームや空力ボディ、前輪独立懸架、1.5L V6OHVエンジンなど先進的な設計を採用した中型乗用車「1500」が発表されました。

さらに翌1936年には、ダンテ・ジアコーザ技師の設計による大衆車「500トポリーノ」が発売されました。全長3,215mm×全幅1,275mm×全高1,377mmの小さな2ドアボディに、水冷569cc直4SVエンジン(最高出力13ps)を搭載するFR車で、必要十分な性能と優れた経済性、低廉な価格により爆発的なヒットとなり、イタリアのモータリゼーション発展に大きく貢献しました。

その後、第二次世界大戦が勃発した1939年に、新たな生産拠点となるミラフィオーリ工場が完成しました。

1940年代~1950年代:ヌオーヴァ500が大ヒット

そして大戦が終結してから2年後の1947年、戦後初の新型車として、508をベースに改良を加えた小型クーペ「1100S」がリリースされました。次いで1949年、スペインにフィアット車のライセンス生産を目的としたセアト社が設立されました。続いて翌1950年には、戦後初めて全面的な新設計が行われた小型4ドアセダン「1400」が発表されました。

フィアット初のモノコックボディが採用されるとともに、フラッシュサイド・フルワイズのモダンなスタイリングを備えていました。エンジンは、これもフィアット初となるアルミヘッド採用の1.4L直4OHV(最高出力44ps)が搭載されました。次いで1952年、2L V8OHVエンジン(最高出力105/127ps)を搭載し、4輪ダブルウィッシュボーン独立懸架サスペンションを採用したスポーツクーペ「8V」が発表されました。

続いて1955年、500トッポリーノに代わる新型大衆車「600」が発表されました。ボディは2ボックス型2ドアセダンで、ディメンションは全長3,215mm×全幅1,380mm×全高1,405mmでした。駆動方式はRRが採用され、エンジンは水冷633cc直4OHV(最高出力19ps)が搭載されました。追って翌1956年には、600をベースとしたワンボックス型ワゴン「ムルティプラ」がリリースされました。

さらに1957年、より廉価な車を必要としていた大衆の声に応えるべく、600の弟分となる「ヌオーヴァ500」が発売されました。600に類似したフォルムを持つボディのディメンションは、全長2,970mm×全幅1,320mm×全高1,325mmとさらに小さいものでした。駆動方式はRRを踏襲し、エンジンは軽量かつシンプルな空冷479cc直2OHV(最高出力13ps)が搭載されました。

追って翌1958年に豪華版の「スタンダード」が追加されると人気に火が付き、イタリア庶民の足として広く普及しました。

1960年代:小型車124と128がカー・オブ・ザ・イヤーを受賞

その後1963年に、シムカがクライスラー社に売却されました。次いで1965年、旧態化した600に代わる新型大衆車「850」がリリースされました。ボディが3ボックス型に変更されたほか、600同様リアに搭載されるエンジンは排気量が843ccに拡大されていました。次いで1966年、ソビエト連邦(当時)政府との間に自動車の生産に関する提携が結ばれました。

一方で、イタリア国内および西側諸国では同年に新型小型乗用車「124」が発売されました。124は手堅い設計で個性には乏しかったものの、優れたトータルバランスによりフィアット車として初めてヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーに輝きした。また、同じ年にオープンボディの高級スポーツカー「ディーノ・スパイダー」が発表されました。

デザインおよび生産はピニンファリーナが担当し、エンジンはフェラーリ社のミッドシップ・スポーツカー「ディーノ」譲りの2L V6DOHC(最高出力160ps/最大トルク17kgm)が搭載されました。駆動方式は、フェラーリ版ディーノと異なりコンベンショナルなFRが採用されました。次いで1967年にアウトビアンキ社を傘下に収め、翌1968年にはシトロエン社と車両の開発・生産などに関する提携が結ばれました。

さらに1969年にはフェラーリ社とランチア社を傘下に収めるなど、勢力を拡大していきました。また、この年の3月に、フィアット初の横置きFFレイアウトを採用した小型乗用車「128」が発表されました。足回りは4輪独立懸架で、エンジンは1.1L直4SOHC(最高出力55ps)が搭載されました。128は優れた操縦安定性や居住性などが評価され、124に続きヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

1970年代:FFコンパクトカーを発売

次いで1971年、フィアット車のチューナーとして知られるアバルト社を傘下に収めました。また、この年に全長3,595mm×全幅1,527mm×全高1,370mmのディメンションを持つFFコンパクトカー「127」が発売され、ベストセラーになるとともに128に続いてヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

続いて1972年には、フィアット初のミッドシップレイアウトを採用したライトウエイト・スポーツカー「X1/9」が発表されました。ベルトーネのデザインによるタルガトップ風ボディは、全長3,900mm×全幅1,570mm×全高1,170mmというコンパクトなサイズながら、前後にトランクルームが備わるなど実用性が確保されていました。エンジンは当初、1.3L直4SOHC(最高出力75ps)が搭載されました。

次いで翌1973年、シトロエンとの提携が解消されました。その後、ストライキの定常化やオイルショックの影響により経営状態が悪化したものの、1976年にリビアのカダフィ大佐の融資を受け入れ立て直しが図られました。その後1978年に、フランスのPSAグループとの間に商用車の開発に係る提携が結ばれました。

さらに同じ年に、4年ぶりのニューモデルとなるFFコンパクトカー「リトモ」がリリースされました。「フォルクスワーゲン・ゴルフ」に対抗すべく開発されたモデルで、ベルトーネの手による個性的なスタイリングが特徴でした。次いで1979年には、同社のボトムレンジを受け持つコンパクトカー「パンダ」が発表されました。

ジウジアーロのデザインによる3ドアボディはガラスを含めすべて平面で構成され、室内にはハンモック・シートが採用されるなど、「シトロエン・2CV」の現代版ともいえる合理的な設計思想が特徴でした。

1980年代:ウーノが大ヒット

その後1980年に、セアトがフォルクスワーゲン社に売却されました。次いで1983年、127の後を継ぐ新型コンパクトカー「ウーノ」が発表されました。パンダに引き続きジウジアーロによりデザインされたボディは、広い室内空間とCd値0.34の空力特性を両立していました。ウーノは爆発的なベストセラーになるとともに、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。

その後1985年に、ウーノにフィアット初のガソリンターボエンジン搭載車となる「ターボi.e」が追加されました。追ってその年の末に、ラインチア、アルファロメオ、サーブとの4社共同プロジェクトによるミディアムセダン「クロマ」が発表されました。先行して発売されていた「ランチア・テーマ」や「サーブ・9000」とは、コンポーネンツの一部を共有する姉妹車種の関係にありました。

次いで翌1986年にアルファロメオ社を、さらに1989年にはマセラティ社を傘下に収めました。

1990年代:プントとブラーボ/ブラーバがヒット

そして1990年代に入ると、1993年にウーノの後継モデル「プント」が発売され、ウーノ同様にベストセラーとなりました。次いでその4か月後に、FF方式を採用した2ドアクーペ「クーペフィアット」がリリースされました。デザインを手掛けたのはピニンファリーナで、個性的なスタイリングが特徴でした。

続いて1995年、新型コンパクトカー「ブラーボ/ブラーバ」が発売されこれもヒット、プントとならびフィアットの屋台骨を支える存在となりました。次いで1998年、MPVの2代目「ムルティプラ」が発表されました。全長3,995mm×全幅1,870mm×全高1,670mmというショート&ワイドなディメンションや、「世界一醜い」とも称された奇抜なデザイン、前席に3つのセパレートシートを並べた6人乗りの室内など、個性的なモデルでした。

2000年代:2代目パンダとグランデプントのヒットで完全復活

そして21世紀に入ると、2003年にプントよりも一回り小さい5ドアハッチバック・コンパクトカー、2代目「パンダ」が発表されました。パンダはベストセラーになるとともに、その年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーに輝きました。次いで2005年には、プントよりも上級に位置し、一回り大きいボディを持つ「グランデプント」がデビュー、こちらも市場から大好評を持って迎い入れられました。

この2車種の商業的成功により、フィアットは慢性化していた経営不振から脱却することに成功しました。次いで2007年、往年のヌオーヴァ500の内外装をモチーフとしたパイクカー「500」が発売されました。ベースとなったのはパンダで、ボディサイズはかつてのヌオーヴァ500よりも二回り以上大きい全長3,545mm×全幅1,625mm×全高1,515mmでした。

また、FF+水冷エンジンのドライブトレインもパンダ譲りで、ヌオーヴァ500とは対照的なメカニズムとなっていました。その後2009年に、クライスラー社と資本提携が結ばれました。

2010年代:クライスラーを吸収合併

そして2011年には商用車および産業機械部門が切り離され、同部門を受け持つファイット・インダストリアルが設立されました。次いで2014年1月、クライスラーが完全子会社化されるとともに、フィアット・クライスラー・オートモビルズ社が誕生しました。そして新体制となった翌2015年、クロスオーバーSUVの「500X」がリリースされました。500よりも二回りほど大きいボディを持ち、「ジープ・レネゲード」とプラットフォームを共有する姉妹車種の関係にありました。

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