フォードの車種一覧(現行車種・過去車種)

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フォードの現行車種一覧

フォードの過去販売車種

マスタング

フォードの概要

アメリカの大手自動車メーカーであるフォード・モーターは、20世紀初頭に自動車王と呼ばれたヘンリー・フォードにより設立されました。ベルトコンベアによる大量生産システムを確立するなど業界に大きな影響を与えたほか、商業的にも大成功を収め長年にわたり「世界のビッグスリー」の一角として君臨し続けました。コーポレートマークはFordで、ブランドシンボルは楕円形のフレームにコーポレートマークを入れたものが使用されています。

フォード・モーターの概要(2016年度)

  • 本社所在地:アメリカ合衆国ミシガン州ディアボーン
  • 設立:1903年6月16日
  • 設立時の名称:フォード・モーター
  • 代表者:ウィリアム・クレイ・フォードJr(会長)、ジム・ハケット(社長兼CEO)
  • 資本金:291億ドル
  • 売上高:1,518億ドル
  • 営業利益:45億9,600万ドル
  • 従業員数:201,000人
  • 販売台数:663万5,000台(内、日本向け1,563台)

事業内容は、フォード・ブランドおよびリンカーン・ブランドによる自動車の製造・販売のほか、リースやファイナンス、モータークラフト・ブランドによるパーツの製造・販売なども手掛けています。また、100%出資子会社としてヨーロッパ・フォードを擁し、生産拠点はイギリスやドイツ、ルーマニアなどのヨーロッパ諸国のほか、ブラジルやオーストラリアなどにも置かれています。

日本においては長年にわたり正規輸入販売が行われていたものの、2016年9月をもって撤退しました。

フォードの沿革

1890年代~1910年代:フォード・モーターの設立とモデルTの大ヒット

内燃機関の研究で実績を積んでいたヘンリー・フォードは、1896年に最初の4輪自動車を完成させました。搭載されたガソリンエンジンの最高出力は4psで、前進のみの2速トランスミッションが組み合わせられていました。その後、1899年に自動車の製造・販売を事業目的とするデトロイト・オートモビル社を設立、主任技術者の座に就くものの、1901年に廃業に追い込まれました。

次いで1903年6月にフォード・モーター社を設立、自ら社長の座に就きました。そして同年に最初の市販モデル「モデルA」を発売、他社に先んじた生産システムの導入と相まって事業は成功しました。その後1908年に、大量生産技術の導入により大幅なコストダウンを図った大衆車「モデルT」(T型フォード)が発売されました。

シャシーはラダーフレーム式で、それに架装されるボディは「ツーリング」と呼ばれる折り畳み式の幌が備わる5人乗りオープンタイプが主力でした。パワートレインは、水冷2.9L直4SVエンジン(最高出力20ps)と半自動式の2速トランスミッションの組み合わせが搭載されました。また、重要な部品に軽量・高剛性で生産性にも優れたバナジウム合金を採用したことや、アメリカの自動車として初めて左ハンドルを採用したことが特徴でした。

T型フォードは爆発的なベストセラーとなり、瞬く間にアメリカ全土に普及しました。その後1911年にイギリスとカナダにも生産工場が建設され、翌1912年にはフィアットとの協業によりイタリアに生産工場が建設されました。次いで1914年、従業員の労働意欲向上を目的として賃金をそれまでの2倍以上の日給5ドルに引き上げるとともに、労働時間の短縮を図りました。

次いで1917年、フォード初のトラック「モデルTT」の生産が開始されました。そして翌1918年には、第一次世界大戦の同盟国向けに装甲車やトラクター、航空機用エンジンなどの生産が開始されました。次いで1919年に、ヘンリーの一人息子エドセルが2代目社長に就任しました。

1920年代~1930年代:リンカーンの買収とマーキュリー・ブランドの追加

次いで1922年、高級車メーカーのリンカーン・モーター社を買収しました。続いて1924年にモデルTが生産累計台数1,000万台を達成、追って1925年には日本法人の日本フォードが設立され、モデルTのノックダウン生産が開始されました。さらにこの年、航空機メーカーのスタウト・エアクラフト社を買収、翌1926年に3発旅客機「トライモーター」の生産が開始されました。

次いで1927年、モデルTが累計台数1,500万7,033台をもって生産終了となりました。単一車種の生産台数としては当時最多で、以降44年間破られることはありませでした。そして同年末に、全面的に新設計された後継モデル「モデルA」が発表されました。全長3,851mm×全幅1,673mm×全高1,825mmのディメンションを持つボディは、リンカーンの流れを汲む上質な雰囲気を備えていました。

搭載されたエンジンは3.3L直4で、最高出力はモデルTを大幅にしのぐ40psを発生しました。また、3速に多段化されたトランスミッションや4輪ブレーキの採用(モデルTは後輪のみ)など、機構面でも近代化が図られていました。モデルAは、全盛期のモデルT同様大ヒットしました。その後、1931年にドイツに生産工場が建設されました。

その一方で、航空機事業は1929年に発生した世界恐慌の影響により業績が悪化していたため、1933年に廃止されました。次いで1936年、リンカーン・ブランドより新型高級車「ゼファー」がリリースされました。流線形のモダンなボディに4.3L V12エンジンを搭載するモデルで、商業的に成功を収めました。

続いて1938年、フォード・ブランドとリンカーン・ブランドの間を埋める新ブランド「マーキュリー」が立ち上げられ、第一弾モデルとして3.9L V8エンジンを搭載する「エイト」が発売されました。さらに1939年、リンカーン・ブランドより4.8L V12エンジンを搭載する高級車「コンチネンタル」が発売され、以降フォード社のフラッグシップモデルとして定着しました。

1940年代~1950年代:軍需産業への転向と戦後の自動車生産再開

その後、1941年12月にアメリカが第二次世界大戦に参戦すると、翌1942年に民間用自動車の生産を中止、代わってウイリス・オーバーランド社の設計による陸軍用小型4輪駆動車(ジープ)のフォード版「GPW」の量産が開始されました。さらに、フォードの工場ではM4中戦車やB24爆撃機の大量生産も行われました。

その後1943年にエドセルが死去、ヘンリーが再び社長の座に就きました。そして1945年にエドセルの息子であるヘンリー2世にその座を譲ったのち、1947年に死去しました。次いで1948年、戦後初の新型トラックとなる「Fシリーズ」が発売されました。乗用車用プラットフォームを流用していた戦前型のトラックと異なり、専用のプラットフォームが採用されたことが特徴でした。

次いで1949年には、空力ボディと新開発のV8エンジンを採用した戦後初の新型乗用車「カスタム」が発売されました。続いて1954年、フォード・ブランドより4.8L V8エンジンを搭載する高級スペシャリティカー「サンダーバード」が発表されました。商業的に成功し、以降モデルチェンジを繰り返し長期にわたり生産が続けられました。また、車両同士の衝突試験が開始されたのもこの年のことでした。

次いで1956年に株式が上場され、公開会社となりました。続いて1957年、フォード・ブランドとマーキュリー・ブランドの間を埋めるモデルとして、2代目社長の名を取った「エドセル」が発表されました。しかし、マーケティングの失敗や個性的に過ぎるスタイリングなどから販売は低迷、フォードは大きな損失を被りました。

次いで1959年にフォード・モーター・クレジット社が設立され、自動車のローン販売およびリース販売が開始されました。

1960年代:ファルコンやマスタングが大ヒット

続いて1960年、フォード・ブランドのサブコンパクトカー「ファルコン」が発売されました。全長4,597mm×全幅1,781mm×全高1,382mmという小振りなボディに、小排気量の2.4L直6エンジンが搭載されました。ファルコンは小型車への志向を強めていた市場のニーズにマッチしていたため、大ヒット作となりました。

次いで1964年には、ファルコンをベースとした小型スペシャリティカー「マスタング」が発売されました。ボディタイプは、ロングノーズ・ショートデッキのフォルムを持つ2ドアハードトップとコンバーチブルが用意され、エンジンは当初2.8L直6が搭載されました。マスタングは発売と同時に爆発的にヒット、同時に「ポニーカー」という新ジャンルを築くパイオニアとなりました。

また、この年に同社初のレーシングカー「フォード・GT」が完成、1966年のル・マン24時間耐久レースでは1位~3位を独占する活躍を見せました。続いて1967年、ヨーロッパの現地法人イギリス・フォードとドイツ・フォードを統合したヨーロッパ・フォードが設立されました。そして1969年、同社よりヨーロッパ版マスタングともいえる「カプリ」が発売され、こちらも商業的成功を収めました。

1970年代~1980年代:フィエスタやトーラスが大ヒット

次いで1970年にリー・アイアコッカが社長に就任、翌1971年に彼の開発主導によるフォード・ブランドのサブコンパクトカー「ピント」が発売されました。アメリカにおいてシェアを拡大していた日本車やフォルクスワーゲン車への対抗馬として企画されたモデルで、低価格により人気を博したものの、のちに品質の低さが問題となりました。

次いで1976年、ヨーロッパ・フォードよりFFコンパクトカー「フィエスタ」が発売されました。3ドアハッチバック型ボディは全長3,565mm×全幅1,567mm×全高1,360mmのディメンションを持ち、エンジンは1L/1.1L直4OHVが搭載されました。フェエスタは、初代マスタングが持っていた同社の年間販売記録を上回る大ヒットとなりました。

続いて1979年にマツダ社と資本提携を締結、1981年には日本においてフォード車の販売も手掛ける新販売チャンネル、オートラマ店が設立されました。次いで1985年、アメリカにおいてFF方式の新型中型乗用車「トーラス」が発売されました。日本車や西ドイツ車(当時)をターゲットとして開発されたモデルで、エアロダイナミックなスタイリングや充実した装備などによりベストセラーとなりました。

その後、1987年にイギリスのアストンマーティン社を、1989年に同じくイギリスのジャガー社とランドローバー社を傘下に収めました。

1990年代:マツダやボルボを子会社化

続いて1990年、アメリカにおいてフォード・ブランドの新型SUV「エクスプローラー」が発売されました。ラダーフレーム式シャシーやパートタイム4WD方式の採用などヘビーデューティーな仕様ながら、SUVブームに乗り大ヒットしました。次いで1993年、フォード・ブランドの世界戦略車「モンデオ」が発売され、ヨーロッパにおいてヒットするとともに、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

続いて1996年、ピックアップトラック「レンジャー」をベースとした「レンジャーEV」をリリース、量販EVの先駆け的存在となりした。また、同年マツダ社への出資比率を引き上げ、傘下に収めました。次いで1998年、リンカーン・ブランドより高級SUV「ナビゲーター」が発売されました。全長5,202mm×全幅2,029mm×全高1,911mmという堂々たる体躯のボディに5.4L V8エンジンを搭載するモデルで、アメリカ国内においてベストセラーとなりました。

また、同じ年にヨーロッパ・フォードよりエスコートの後継モデルとなるグローバルカー「フォーカス」が発売されました。フォーカスはヨーロッパを中心にベストセラーになるとともに、各国のカー・オブ・ザ・イヤーも総なめにするなど大好評をもって迎い入れられました。続いて1999年、スウェーデンのボルボ社の自動車部門を傘下に収めました。

2000年代:経営難により所有ブランドを次々と売却

次いで2004年、フォード創業100周年を記念して「フォード・GT」が半世紀ぶりにリメイクされました。ボディサイズは全長4,643mm×全幅1,953mm×全高1,125mmで、エンジンは5.4L V8DOHCスーパーチャージド(最高出力558ps/最大トルク69.1kgm)がミッドに搭載されました。生産は、1500台限定で行われました。

一方、経営状態は悪化していたため、対応策としてまず2007年にアストンマーティンが売却されました。追って2008年には、ジャガーおよびランドローバーがインドのタタ・モーターズに売却されたほか、マツダへの出資比率が引き下げられました。それと同時に、アラン・ムラーリーCEOにより、各地域で個別に行っていたモデル開発を一本化すると同時に商品力を高める「One Ford戦略」が策定されました。

2010年代:マツダとの提携解消と日本市場からの撤退

その後2010年にボルボ・カーズが売却され、2011年には販売不振が続いていたマーキュリー・ブランドが廃止されました。その一方で、2009年にダウンサイジング・ターボ技術を導入した「エコブースト・エンジン」を開発、さまざまなモデルへの搭載が開始されました。続いて2015年にマツダの全株式を売却、同社との提携関係が解消されました。

さらに2016年には、販売不振を理由に日本市場から撤退、それに伴い日本法人フォード・ジャパンも閉鎖されました。

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