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ベントレー 3 1/2リットル (1933-1936):ロールス・ロイス傘下初のニューモデルとして登場

ベントレー・モーターズは1933年、1931年にロールス・ロイス社の傘下に入って以来初のニューモデルとなる乗用車「3 1/2リットル」を発売しました。ベントレー自身が設計を手掛けたオリジナルモデルではなく、「ロールス・ロイス・20/25HP」をベースとした高性能バージョンでした。のちに、排気量を拡大した「4 1/4リットル」に発展しました。

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軽量ボディと高性能エンジンの組み合わせ

シャシーは、ロールス・ロイス・20/25HP用をベースとした短縮版が用いられました。ボディの架装は当時の恒例として、コーチビルダーの手に委ねられていました。ボディタイプは、フィクスドヘッド・4ドアボディの「スポーツサルーン」や「エアロスポーツサルーン」、フィクスドヘッド・2ドアボディのクーペ、ソフトトップ・2ドアボディの「クーペデヴィレ」などが製造されました。

ボディサイズは、クーペの場合で全長4,420mm×全幅1,753mmで、ホールベースはロールス・ロイス・20/25HPよりも75mm短い3,200mmに設定されていました。また、トレッドは前後とも1,422mmで、車両重量は1,118kgと軽量に抑えられていました。駆動方式は、ロールス・ロイス・20/25HP同様のコンベンショナルなFRでした。

エンジンは、ロールス・ロイス・20/25HP用3.7L直6OHV2バルブ仕様をベースに、チューンナップを施したものが搭載されました。より高い圧縮比とスポーツカムシャフト、2基のSUキャブレターが与えられ、106ps/3,750rpmの最高出力を発生しました。3/4速にシンクロメッシュが備わる4速MTとの組み合わせによるパフォーマンスは、最高速度145km/h・0-80km/h加速10.3sでした。

4 1/4リットルにバトンタッチ

最高速度をロールス・ロイス・20/25HPと比較すると、20km/h以上も上回っていました。サスペンション形式は、ロールス・ロイス・20/25HP同様の4輪リーフ・リジッド式が踏襲され、ブレーキも同様に真空サーボアシスト付4輪メカニカル・ドラム式が採用されました。その後、1936年にロールス・ロイス・20/25HPがモデルチェンジにより「25/30HP」に移行したことにともない、それをベースとした4 1/4リットルがリリースされました。

基本設計に大きな変更はなく、ボディ・ディメンションも3 1/2リットルと同一であったものの、エンジンの排気量が4.3Lに拡大されていました。最高出力は公表されなかったものの、最高速度は初期型で3 1/2リットルから9km/hアップの154km/h、ファイナルギアレシオをハイギアード化した後期型では172km/hに達しました。総生産台数は3 1/2リットルが1,177台、4 1/4リットルが1,234台でした。

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