シトロエン Hバン (’47-’81):画期的なボディ構造を持って生まれロングセラーに

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シトロエン Hバン 1947

シトロエン Hバン 1947 (出典:favcars.com)

シトロエンの商用車「Hバン」は、1939年に登場した同社初の商用車「TUB」の後継モデルとして開発され、1947年にデビューを飾りました。当時としては画期的なセミモノコック構造のボディを採用し、軽量化が図られた事が特徴でした。ボディバリエーションは豊富で、バンの他にオープン荷台を持つ「Hトラック」がカタログモデルとして生産された他、様々な荷室形状のモデルが受注生産されました。

ユニークな構造のボディ

ボディの基本構造は一部のみにフレームが採用され、車体強度の大半をコルゲート加工が施されたボディパネルにより確保する構造になっていました。スタイリングは、独立したハウジングを持つヘッドランプを採用した独特なフロントマスクが特徴でした。テールゲートは上下分割式で、上半分が上方に跳ね上がり下半分が左右に開く構造でした。又、ナンバープレートはリアパネル上端に取り付けられるデザインになっていました。

シトロエン Hバン 1947

シトロエン Hバン 1947 (出典:favcars.com)

駆動方式は、前述の「TUB」や戦前の傑作乗用車「トラクシオン・アヴァン」で実績のあったFFを採用し、エンジン・トランスミッション・ファイナルギアなどが一体式となっていました。これにより、最大積載量1,200kgの荷室スペースは低床かつフラットなものとなりました。サスペンション形式はフロントがダブルウィッシュボーン式、リアがトレーリングアーム式で、スプリングは前後ともトーションバーが用いられました。

シトロエン Hバン 1947

シトロエン Hバン 1947 (出典:favcars.com)

標準タイプのボディサイズは全長4,260mm×全幅1,990mm×全高2,340mmで、ホイールベースは左右で異なり左が2,530mm、右が2,500mmでした。車両重量は、前述のボディ構造によりボディ容積の割には軽量な1,400kgに抑えられていました。又、後に全長が5,240mmに及ぶロングホイールベースバージョンも生産されました。

エンジンを頻繁に変更

キャビン中央のフロア部分に搭載されたエンジンは、発売当初は1.2L直4OHVのガソリンユニット(最高出力50hp/3,800rpm)で、3速MTを介しての最高速度は78km/hでした。そして1961年に、ペルキン社製1.6Lディーゼルユニット(最高出力42hp/3,600rpm)がラインナップに加わり、1963年にはガソリンユニットがアルミヘッド採用の1.6L(最高出力45hp/4,200rpm)に置換されました。

シトロエン Hバン 1947

シトロエン Hバン 1947 (出典:favcars.com)

更に翌1964年、フロントガラスがそれまでの2分割タイプから1枚タイプに変更されると共に、ディーゼル車のエンジンが同じくアルミヘッドを採用するアンデノール社製の1.8Lユニット(最高出力50hp/4,000rpm)に変更されました。次いで1966年に1.9Lガソリンユニットが追加され、1968年にはディーゼル車のユニットが1.9L(最高出力57hp/4,000rpm)に置換されました。

続いて1969年にマイナーチェンジが行われ、フロントグリルのエンブレム(ダブルシェブロン)が小型化されると共に、リアフェンダーの形状が丸形から角形に変更されました。その後は大きな変更のないまま1981年12月まで販売が続けられ、総計49万台以上が生産されました。日本には、1967~68年と1974~75年の2度の機会に少数が輸入されました。

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