[PR]記事内に広告が含まれています。

ダイハツ タフト (初代 1974-1984):軽じゃない頃のタフトは小型クロカンだった [F10/20/50/60]

ダイハツ タフト (F50系 2.5D) (出典:wikipedia.org)

ダイハツ タフト (F50系 2.5D) (出典:wikipedia.org)

ダイハツのクロスカントリー型SUV「タフト」は、1974年8月に同社初の本格的4WD車として発売が開始されました。当時のこのカテゴリーの車種は、排気量2L~3L超クラスの「トヨタ・ランドクルーザー」や「日産・パトロール」、「三菱・ジープ」が主流で、その下のクラスがいきなり軽規格の「スズキ・ジムニー」になっていた為、その中間クラスの車種を望むユーザー層を取り込む目的で市場に投入されました。

新車購入ガイド:【2023最新】タフトの値引き 納期 乗り出し価格

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

ジムニーより一回り大きいボディ

ボディは実用性重視のボクシーかつ質素なデザインが採用され、ジムニーを一回り拡大したような雰囲気を備えていました。ボディのバリエーションは、幌ドア及びメタルドアの2種類の幌トップ仕様の他、FRP製トップ+メタルドア仕様のレジントップ、フルメタルボディのバンの計4種類が設定されました。ボディサイズは全長3,320mm×全幅1,460mm×全高1,860mm、ホイールベースは2,025mmでした。

ダイハツ タフト (F50系 タフト メタルトップバン 海外向けLF-20) (出典:wikipedia.org)

ダイハツ タフト (F50系 タフト メタルトップバン 海外向けLF-20) (出典:wikipedia.org)

このサイズは360cc規格であった当時のジムニーよりも一回り大きく、ランドクルーザーなどよりは遥かにコンパクトなものでした。車体の基本骨格と足回りは、クロスカントリー型4WD車の定番であったラダーフレームと4輪リジット・リーフ式サスペンションの組み合わせで、車両重量が初期型で975kgとこのカテゴリーとしては軽量だった事と併せ、優れた悪路走破性が期待出来るスペックでした。

インテリアは、エクステリア同様機能性を優先したデザインで、鉄板剥き出しのインパネにシンプルな3連式メーターが備わるだけの簡素なものでした。エンジンは、発売当初搭載されたのは1.0L直4OHVガソリンのFE型で、最高出力58ps/5,500rpm、最大トルク8kgm/4,000rpmのスペックを持ち、トランスミッションは副変速機付の4速MTが組み合わせられました。4WDの方式は、当時として一般的だったパートタイム式でした。

ハイパワー版を追加

そして1978年9月にマイナーチェンジを実施し、2.5L直4OHVディーゼルのDG型エンジン(最高出力62ps/3,600rpm、最大トルク14.8kgm/2,400rpm)及び1.6L OHVガソリンのトヨタ製12R-J型エンジン(最高出力80ps/5,200rpm、最大トルク12.5kgm/3,000rpm)を搭載するグレードが追加され、動力性能に対する不満の声に応えました。同時に、ガソリン車の車名が「タフト・グラン」に変更されました。

ダイハツ タフト (F60系 タフト 2.8D  欧州向けワイルドキャット) (出典:wikipedia.org)

ダイハツ タフト (F60系 タフト 2.8D
欧州向けワイルドキャット) (出典:wikipedia.org)

次いで1982年11月、フロントグリルのデザインが40型ランドクルーザーを彷彿とさせるものに変更されると同時に、ディーゼル車のエンジンが排気量を2.8Lに拡大したDL型に置換され、スペックが最高出力74ps/3,600rpm、最大トルク17.5kgm/2,200rpmに向上しました。そして1984年4月、フルモデルチェンジにより車名が「ラガー」に変更され、タフトの車名は1代限りで消滅しました。

タフトは、人気の面では税制面で有利だったジムニーには遠く及びませんでした。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

タフト時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ