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フォード カプリ (MK1 1969-1974):コーティナのコンポーネンツを用いたスペシャリティカー

フォード カプリ (MK1 1969-1974)

フォード・モーターは1969年1月、北米で大ヒットしていた「マスタング」の欧州版ともいえる2ドア・2+2シーター仕様のスペシャリティクーペ、「カプリ」を発売しました。英国フォードとドイツフォードによる共同開発モデルで、プラットフォームなど基本コンポーネンツは英国フォードの小型乗用車「コーティナ(MK2)」から流用されました。

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英国向けと西独向けで異なるエンジンを設定

フォード カプリ 2600 GT (MK1 1972-1974)

スタイリングは、ロングノーズ・ショートデッキのプロポーションとファストバックの流麗なフォルムが特徴で、フロントグリルには角形2灯式ヘッドランプが備わっていました。ボディサイズは全長4,261mm×全幅1,645mm×全高1,289mmで、コーティナよりも全高が150mm程低く、ホイールベースそれよりも70mm長い2,559mmに設定されていました。

駆動方式はコンベンショナルなFRを踏襲し、エンジンは英国向けモデルには「ケント・ユニット」と呼ばれる1.3L直4OHV(最高出力53ps/65ps)および1.6L直4OHV(最高出力83ps)が、西独向けモデルには1.3L V4OHV(最高出力58ps/最大トルク10.7kgm)、1.5L V4OHV(最高出力75ps/最大トルク12.8kgm)、1.7L V4OHV(最高出力87ps/最大トルク14.4kgm)が用意されました。

フォード カプリ XL (MK1 1972-1974)

さらに、英国向けと西独向け双方に2L V4OHV(最高出力104ps/最大トルク17.1kgm)が設定されました。トランスミッションは、全車4速MTとの組み合わせでした。パフォーマンスはそれ程高いものではなく、2Lエンジン搭載の最上級グレード「2000GT」の場合で最高速度168km/hでした。また、ブレーキは全車フロント:ディスク式/リア:ドラム式が採用されました。

レース用ホモロゲーションモデルを追加

フォード カプリ RS 2600 (MK1 1970-1974)

サスペンション形式は、コーティナ同様のフロント:ストラット式・リア:リジッド・リーフ式で、ステアリング形式はラック&ピニオン式が採用されました。そして1969年末に、2000GTに代わり英国で3L V6OHVエンジン(最高出力130ps/最大トルク24kgm)を搭載する「3000GT」が、西独で2.3L V6OHVエンジン(最高出力125ps/最大トルク20.3kgm)を搭載する「2300GT」がリリースされました。

フォード カプリ RS 2600 (MK1 1970-1974)

アウトプット向上によりパフォーマンスも向上し、最高速度は3000GTが182km/h、2300GTが178km/hとなりました。次いで翌1970年には、北米への輸出が開始されました。北米向けモデルには、丸型4灯式ヘッドランプと大型バンパーが採用されました。続いて1971年、レース用ホモロゲーションモデルとして、2.6L V6OHVエンジン(最高出力150ps/最大トルク22.8kgm)を搭載する「RS2600」がリリースされました。

フォード カプリ RS 3100 (MK1 1973-1974)

追って翌1972年にはフェイスリフトが実施され、ヘッドランプやリアコンビネーションランプ、シートなどが変更されました。次いで1973年、RS2600の発展型として、3.1L V6OHVエンジン(最高出力150ps/最大トルク25.9kgm)を搭載する「RS3100」がリリースされました。そして1974年2月にフルモデルチェンジが実施され、2代目モデル「カプリⅡ」に移行しました。

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