フォード タウヌス 17M/20M/26M (3代目 ’64-’67):先代よりコンサバティブなスタイリングに変貌

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1957年にドイツ・フォードから「タウヌス12M・15M」の上級モデルとして発売された「タウヌス17M」は、1964年に4年ぶり2度目のフルモデルチェンジが実施され、3代目P5系タウヌス17M・20Mに移行しました。先代P3系から基本コンセプトが踏襲された一方、斬新さが持ち味だったスタイリングはコンサバティブな方向に路線修正されました。

5ドアワゴンも用意

生産は、西ドイツのケルン工場の他、ベルギーやポルトガルでも行われました。ボディ・バリエーションは当初、先代に引き続き設定された2ドアおよび4ドアセダン、2ドアカブリオレ、3ドアステーションワゴンの4タイプに、5ドアステーションワゴンを加えた全5タイプがラインナップされました。

スタイリングは、丸みを帯びたフォルムは先代の流れを汲むものであったものの、フロントマスクは大きなグリルが備わる一般的なデザインに変更されました。ボディサイズは全長4,485mm×全幅1,715mm×全高1,481mmで、先代から一回り拡大されました。また、ホイールベースは2,705mmで、先代から75mm延長されました。

エンジンを一新

サスペンション形式は、先代同様のフロント:マクファーソンストラット式/リア:リジッド・リーフ式が踏襲され、駆動方式も従来同様にコンベンショナルなFRが採用されました。エンジン・ラインナップは従来から一新され、2種類の1.5L V4OHV (最高出力60ps/70ps)と1.7L V4OHV(最高出力75ps)、そして2種類の2L V6OHV(最高出力85ps/90ps)の全5種類となりました。

また、新たにオートチョークが採用された事も特徴でした。トランスミッションは、フルシンクロのコラム式3速MTが標準で、オプションで4速MTが用意されました。ブレーキは先代後期型に引き続き、全車にフロント:ディスク式/リア:ドラム式が採用されました。また、サーボアシストが最上級グレードに標準装備され、それ以外のグレードにはオプション設定されました。

ハードトップを追加

一方室内は、前後ともベンチシートが標準で、上級グレードにはセパレートシートがオプション設定されました。その後1966年に新たなボディ・バリエーションとして、短縮されたルーフと傾斜の強められたリアピラーを持つ2ドアハードトップが追加されました。また、同じ年に「タウノマティック」と呼ばれる3速トルコン式ATがオプション設定されました。

次いで翌1967年には、電装系が6Vから12Vに変更されました。そしてその年にフルモデルチェンジが実施され、4代目P7系に移行しました。P5系タウヌスは、総生産台数が70万台を超えるなど商業的に大きな成功を収めました。

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