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フォード サンダーバード (10代目 1989-1997):歴代モデル初の4輪独立懸架サスペンションを採用

フォード サンダーバード (10代目 1989)

初代モデルが1954年にデビューしたフォード・モーターの高級スペシャリティカー「サンダーバード」は、1989年に6年ぶり9度目のフルモデルチェンジを受け、通称「スーパー・バーズ」と呼ばれる10代目モデルに移行しました。先代の特徴だった空力ボディに磨きが掛けられるとともに、歴代モデル初の4輪独立懸架サスペンションが採用されました。

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引き続きターボ車も用意

フォード サンダーバード (10代目 1989)

ボディタイプは従来同様2ドアクーペのみの設定となる一方、乗車定員はそれまでの4名から5名に増やされました。スタイリングは先代のイメージを受け継ぎながら、より流麗なフォルムに変貌しました。ボディサイズは全長5,047mm×全幅1,847mm×全高1,339mmで、先代から全長・全幅が若干拡大され、全高は僅かに低められました。

フォード サンダーバード Super Coupe (10代目 1989)

また、ホイールベースは200mm以上延長され2,870mmとなりました。駆動方式はFRを踏襲、エンジンおよびグレード体系は、3.8L V6OHV電子燃料噴射NA仕様(最高出力140hp/最大トルク29.8kgm)搭載のベースグレードおよび「LX」と、同電子燃料噴射ターボ仕様(最高出力210hp/最大トルク43.5kgm)搭載の「スーパー・クーペ」の3タイプがラインナップされました。

トランスミッションは、ベースグレード/LXにはOD付4速トルコン式ATが、スーパー・クーペには5速MTまたはOD付4速トルコン式ATが組み合わせられました。サスペンション形式は、フロントは先代同様のマクファーソンストラット式で、リアは4リンク・リジッド式からマクファーソンストラット独立懸架式に変更されました。

V8エンジンが復活

また、ステアリング形式は先代同様のラック&ピニオン式が踏襲され、ブレーキはベースグレード/LXがフロント:ソリッド・ディスク式/リア:ドラム式、スーパー・クーペがフロント:ベンチレーテッド・ディスク式/リア:ソリッド・ディスク式でした。その後1991年に、4.9L V8OHV NAエンジン(最高出力200hp/最大トルク38kgm)がオプション設定されました。

フォード サンダーバード (10代目 1994)

次いで1993年にマイナーチェンジが実施され、フロント廻りが一段と流麗な造形に変更されるとともに、インパネの意匠が一新されました。続いて1994年には、スーパー・クーペ用3.8Lターボエンジンのアウトプットが最高出力230hp/最大トルク45.6kgmに高められた他、4.9L V8OHVエンジンに代わり4.6L V8SOHCエンジン(最高出力205hp/最大トルク38.8kgm)が設定されました。

フォード サンダーバード (10代目 1996)

そして1995年にスーパー・クーペがカタログ落ちし、残るモデルも1997年に生産終了となりました。次期モデルはすぐには発売されず、サンダーバードは一旦43年に及ぶ歴史に幕を下ろしました。しかし、2002年に通称「レトロ・バーズ」と呼ばれる通算11代目モデルがデビュー、5年ぶりの復活を果たしました。

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