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フォード サンダーバード (11代目 2002-2005):初代モデルの雰囲気をまとい5年ぶりに復活

フォード サンダーバード (11代目 2002)

初代モデルが1954年にデビューしたフォード・モーターの高級スペシャリティカー「サンダーバード」は、1997年に一旦ラインナップから消滅したものの、2002年に通算11代目モデルとして復活を遂げました。「アメリカン・ドリーム・カー」をキャッチフレーズに、初代モデルを彷彿とさせるレトロ調スタイリングが与えられた事が特徴でした。

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2シーター・カブリオレ・ボディを採用

フォード サンダーバード (11代目 2002)

プラットフォームはそれまでから一新され、「リンカーン・LS」などと共通の「DEWプラットフォーム」が採用されました。ボディタイプは、5代目から10代目モデルまでフィクスドヘッド・ボディのみが用意されていたのに対し、久々となる2ドア・カブリオレ・ボディが採用された他、乗車定員は初代モデル以来の2名となっていました。

フォード サンダーバード (11代目 2002)

また、トップの仕様はソフトトップが標準で、オプションでデタッチャブル・ハードトップが用意されました。エクステリア・デザインは、市販化に先駆け1999年のデトロイト・ショーに出展されたプロトタイプ「サンダーバード・コンセプト」と殆ど同一で、曲線的なボディラインや丸形2灯式ヘッドランプ、丸形テールランプなどが受け継がれました。

フォード サンダーバード (11代目 2002)

ボディ・ディメンションは全長4,732mm×全幅1,829mm×全高1,323mm、ホイールベース2,724mmで、10代目モデルからは大幅に縮小され、初代モデルを一回り大きくした程度のサイズとなっていました。一方、車両重量は10代目モデルと大差ない1,699kgでした。サスペンション形式は、歴代モデル初となる4輪ダブルウィッシュボーン式が採用されました。

V8DOHCエンジンを搭載

フォード サンダーバード (11代目 2002)

駆動方式は歴代モデル同様のFRが踏襲された一方、エンジンはそれまでのモデルから一新され、4L V8DOHC NA(最高出力252hp/最大トルク36.8kgm)が搭載されました。また、組み合わせられるトランスミッションも刷新され、5速トルコン式ATが採用されました。動力性能は最高速度が210km/h、0-100km/h加速タイムは7sでした。

フォード サンダーバード (11代目 2002)

ブレーキは4輪ベンチレーテッド・ディスク式で、ステアリング形式は10代目モデル同様のラック&ピニオン式が採用されました。また、グレードはモノグレード設定でした。その後、モデルイヤーごとにボディカラーと内装色の入れ替えが行われたものの、内外装デザインやラインナップなどには手が加えられませんでした。

そして2005年モデルにサンダーバード誕生50周年記念モデル「50th Anniversary Limited Edition」が設定された後、2005年7月をもって生産終了となりました。後継モデルのリリースはなく、現状において最後のサンダーバードとなっています。

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