[PR]記事内に広告が含まれています。

ジャガー Sタイプ (初代 1963-1968):Mk2の欠点を改めた正常進化型モデルとして誕生

ジャガー Sタイプ 1963

ジャガー・カーズは1963年10月、小型4ドアサルーン「Mk2」をベースに改良を施したニューモデル「Sタイプ」をリリースしました。シャシーやボディパネルの一部、パワートレインなどはMk2譲りであった一方、欠点であった後席の居住性やトランクスペース、旧態化していた足回りが改められるなど、正常進化を果たしたモデルでした。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

リアオーバーハングを延長

スタイリングはMk2のイメージを踏襲しながら、リアオーバーハングの延長やトランクリッド及びルーフラインのリデザイン、前後バンパーやランプ類の意匠変更などが施されました。ボディサイズは全長4,770mm×全幅1,700mm×全高1,420mmで、Mk2から全長が180mm延長された一方、全高は40mm低く設定されました。

ジャガー Sタイプ 1963

ホイールベースは同一の2,730mmで、車両重量は200kg近く重い1,627kgとなりました。サスペンション形式は、フロントはMk2同様のダブルウィッシュボーン/コイル式を踏襲する一方、リアはそれまでのトレーリングリンク+ラジアスアーム/リーフ式によるリジッド・アクスルから、ロワウィッシュボーン+ラジアスアーム/ツインコイル式による独立懸架に変更されました。

エンジンはMk2譲りの2種類を用意

エンジンのラインナップは、Mk2に搭載される2.4/3.4/3.8Lの3種類の直6DOHCツインキャブレター仕様ユニットの中から、3.4L (最高出力213ps/最大トルク29.9kgm)と3.8L(最高出力223ps/最大トルク33.1kgm)が用意されました。トランスミッションはMk2同様、4速MT/オーバードライブ付き4速MT/3速トルコン式ATの3つの選択肢がありました。

ジャガー Sタイプ 1963

ブレーキは3.8Mk2同様の4輪ディスク式を踏襲しつつ、リアがインボードタイプに改められました。又、リサーキュレーティング・ボール式を踏襲するステアリングはギアレシオが速められ、ステアリングフィールが改善されました。又、引き続きオプションでパワーアシスト付きを選択する事が可能でした。

Sタイプは、エクステリア・デザイン面の問題などから、ジャガーが当初抱いていた思惑が外れ販売は伸び悩みました。一方、旧型となったMk2は根強い人気を保っていた為、両者が併売される顛末となりました。その後1966年10月に、Sタイプをベースにフロント廻りの意匠を刷新した改良型「420」がデビューしたものの、Sタイプの販売も継続されました。

ジャガー Sタイプ 1963

そして1968年に全面的なリニューアルが図られた新型サルーン「XJ6」が登場すると、それに後を譲り生産終了となりました。その後長い間Sタイプの車名はジャガーのラインナップから姿を消す事となったものの、1998年に初代モデルのイメージを受け継いだ2代目Sタイプがリリースされました。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

ジャガー時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ