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リンカーン ゼファー (1936-1942):画期的な空力ボディを採用した中型高級車

フォード傘下の自動車メーカーであったリンカーン・モーター・カンパニーは、1936年11月にミディアムサイズの新型高級乗用車「ゼファー」を発売しました。最大の特徴は、ボディ一体型のフェンダーを採用したモダンかつエアロダイナミックなエクステリア・デザインで、Cd値は当時としては秀逸な0.45を実現していました。また、高級車としていち早くボディの大量生産システムを導入したことも特徴でした。

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モノコックボディを採用

ボディの構造は、独立したフレームが備わるのが一般的だった当時としては先進的なモノコック構造が採用されました。この構造は、軽量化と高剛性化に貢献していました。ボディタイプは、当初2ドアセダンと4ドアセダンの2タイプのラインナップでした。ボディ・ディメンションは全長5,334mm×全幅1,854mm、ホイールベース3,099mmで、車両重量は1,680kgでした。

駆動方式はコンベンショナルなFRで、エンジンは4.4L V12SV(サイドバルブ)仕様が搭載されました。圧縮比は7.1:1で、112ps/3,800rpmの最高出力を発生しました。トランスミッションは3速MTが組み合わせられ、最高速度145km/hの性能を発揮しました。サスペンション形式は前後ともリジッド・アクスル式で、ステアリング形式はウォーム&ローラー式が採用されました。

ボディ・バリエーションを拡充

また、ブレーキは当時として一般的だった機械式の4輪ドラムブレーキが装備され、タイヤは7.00×16サイズが装着されました。装備面では、ラジオがオプション設定されていました。その後、1937年に「タウンリムジン」と呼ばれる2ドアクーペが追加されるとともに、2ドアセダンが「クーペセダン」に改名されました。

さらに1938年には、ソフトトップ付2ドアの「コンバーチブルクーペ」と、同4ドアの「コンバーチブルセダン」がラインナップに加えられました。次いで1939年に、ブレーキが油圧式に変更されました。追って翌1940年にはトランクスペースの拡大が図られたほか、クーペセダンに代わり「クラブクーペ」が設定されました。また、コンバーチブルセダンはラインナップから落とされました。

さらにこの年、派生モデルの「ゼファー・コンチネンタル」がリリースされました。ボディタイプは、クラブクーペとカブリオレの2種類が用意されました。そしてこの年をもってリンカーン・モーター・カンパニーはフォードの一部門となったものの、ゼファーの販売は継続されました。しかし、第二次世界大戦の影響により翌1942年に生産が打ち切られました。

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