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MG MGA (1955-1962):モダンなスタイリングを採用したTFの後継モデル

MG MGA 1500 (1955-1959)

かつてイギリスに存在していた自働車メーカー、MGは、1955年9月に「TF」の後継モデルとなる新型スポーツカー「MGA」を発表しました。基本設計はTFの延長線上にあったものの、スタイリングが一新されモダンな雰囲気を醸すものとなりました。また、性能面での強化も図られました。

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フラッシュサイド・フルワイズボディを採用

MG MGA 1500 (1955-1959)

車体構造はラダーフレームとスチールボディの組み合わせで、ボディタイプは当初ソフトトップが備わる2ドア・ロードスターのみの設定でした。スタイリングは、ボディ本体から独立したフロントフェンダーやヘッドランプなどが備わる古色蒼然としたTFから一転し、フラッシュサイド・フルワイズの流麗な造形が採用されました。

MG MGA 1500 (1955-1959)

ボディサイズは全長3,962mm×全幅1,473mm×全高1,270mmで、TFから全長が拡大された一方、全幅と全高は縮小されました。ホイールベースは同一の2,388mmで、車両重量は若干軽量化され890kgとなっていました。駆動方式はコンベンショナルなFRを踏襲し、エンジンは当初1.5L直4OHVツインキャブレター仕様(最高出力69ps/5,500rpm・最大トルク10.7kgm/3,500rpm)が搭載されました。

MG MGA 1500 (1956-1959)

4速MTを介しての動力性能は最高速度157km/h・0-60mph加速15sで、パワーウエイトレシオではTFと大差なかったものの、空力特性の改善により大幅な性能アップを果たしていました。サスペンション形式は、フロントにウィッシュボーン/コイル式、リアにリジッド・リーフ式が採用されました。ステアリング形式はラック&ピニオン式を踏襲し、ブレーキも当初はTF同様4輪ドラム式でした。

DOHCエンジン搭載車を追加

MG MGA 1500 Coupe (1956)

その後1956年に2ドア・フィクスドヘッドクーペが追加され、さらに1958年には1.6L直4DOHCエンジン(最高出力110ps/6,700rpm・最大トルク14.5kgm/4,500rpm)を搭載するとともに、フロントにディスクブレーキを装着した高性能版「ツインカム」が追加されました。パフォーマンスは最高速度が183km/hまで向上し、0-60mph加速タイムは13.3sに短縮されました。

MG MGA Twin-Cam (1958-1960)

次いで1959年にマイナーチェンジが実施され、OHVモデルが排気量を1.6Lに拡大した「1600」となりました。最高出力は79ps/5,500rpmで、最高速度163km/h・0-60mph加速14.2sの性能でした。さらに翌1960年には、フロントにディスクブレーキを採用した上級モデル「1600デラックス」が追加されました。

MG MGA Twin-Cam (1958-1960)

続いて1961年の2度目のマイナーチェンジにより「1600MkⅡ」に移行、エクステリア面ではフロントグリルやテールランプの意匠が変更されました。同時に、OHVエンジンがボアアップにより1,588cccから1,622ccに拡大され、アウトプットが最高出力94ps/5,500rpm・最大トルク13.5kgm/4,000rpmとなりました。最高速度は従来と同一ながら、0-60mph加速タイムは0.5s短縮されました。

MG MGA 1600 (MkII) (1960-1962)

そして1962年6月に生産を終了、翌7月に後継モデル「MGB」が発表されました。

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