[PR]記事内に広告が含まれています。

MG Yタイプ (1947-1953):発表から8年を経て市販化にこぎ着けたスポーツセダン

MG YA (1947-1951)

イギリスの自働車ブランドであったMGは、1939年に新型スポーツセダン「Yタイプ」のプロトタイプを発表したものの、第二次世界大戦の影響により市販化が大幅に遅れ、戦後の1947年になってようやくリリースにこぎ着けました。基本設計は1938年に発売されたモーリスブランドの「エイトシリーズE」がベースで、豪華な装備などにより商業的に成功を収めました。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

フロントにウィッシュボーン式サスを採用

車体構造は独立したシャシーとオールスチール製ボディの組み合わせで、ボディタイプは当初6ライトウィンドウの4ドアセダンのみの設定でした。スタイリングは、ボディ本体から独立して設けられたヘッドランプや、独立したフロントフェンダーとそれに続くランニングボードなど、戦前型の特徴を色濃く備えたものでした。

ボディ・ディメンションは全長4,090mm×全幅1,480mm×全高1,473mm、ホイールベース2,515mmで、車両重量は1,060kgでした。駆動方式はコンベンショナルなFRで、エンジンは同ブランドのスポーツカー「TB」に搭載されていた1.3L直4OHV のSUシングルキャブレター版(最高出力46hp/最大トルク8.1kgm)が搭載されました。

トランスミッションは4速MTが組み合わせられ、最高速度114km/h・0-60mph加速27.3sの性能でした。サスペンション形式はフロントがウィッシュボーン独立懸架式、リアがリジッド・アクスル式で、ステアリング形式はラック&ピニオン式が採用されました。また、ブレーキは油圧式の4輪ドラム式で、タイヤは前後とも5.25×16が装着されました。

コンバーチブルを追加

室内はレザー製のシートやトリム、ウッド製のインパネなどが備わるラグジュアリーな仕様で、さらにステアリングにはチルト機構が備わっていました。また、全輪に油圧ジャッキが備わる点も特徴でした。そして翌1948年、折り畳み式のソフトトップが備わる2ドア・4シーター仕様のコンバーチブル「YAトゥーラー」がラインナップに加えられました。

ボディ・ディメンションは全長4,166mm×全幅1,500mm×全高1,486mm、ホイールベース2,538mmとセダンとは若干異なっており、車両重量は40kg軽い1,020kgとなっていました。また、エンジンはハイカムシャフトの採用やツインキャブレター化などによりチューンナップが図られ、最高出力が54hpまで高められていました。

MG YB (1951-1953)

また、内装もセダンとは一部異なっており、メーターパネルにはセダンには備わらないタコメーターが装備されていました。そして1950年にトゥーラーは生産終了となり、残るセダンは翌1951年にマイナーチェンジを受け「YB」に移行しました。そして1953年8月にセダンも生産終了となったのち、同年10月に後継モデル「Zタイプ」がリリースされました。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

その他メーカー時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ