ルノー アヴァンタイム (GH-EL7X ’01-’03):芸術的なクーペとミニバンの融合

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ルノー アヴァンタイム '01

ルノー アヴァンタイム ’01 (出典:favcars.com)

ルノーのミニバン「アヴァンタイム」は、2001年のパリサロンで初公開され、日本では翌2002年11月から輸入販売が開始されました。ミニバン「エスパスⅢ」をベースとしつつ、ミニバンとクーペを融合させた、これまでにないユニークなコンセプトを実現化したモデルで、発売当初は大きな話題を集めました。

芸術性の高い内外装デザイン

エクステリアは、典型的なミニバンとしてのディメンションを持ちながら3ドアクーペ(正確にはBピラーレスハードトップ)のボディ形状で、独特なフロントマスクと強い傾斜が付けられたフロントウィンドウ、彫刻的なプレスライン、特異な形状のリアピラーを持つ、極めて個性的なスタイリングに仕上げられていました。

ルノー アヴァンタイム '01

ルノー アヴァンタイム ’01 (出典:favcars.com)

ボディサイズは全長4,640mm×全幅1,835mm×全高1,630mmで、プラットフォームを共用するエスパスⅢよりも全長と全幅が拡大され、全高は若干低いディメンションでした。国産ミニバンの「トヨタ・アルファード」や「日産・エルグランド」と比較すると、全長と全高は小さく、全幅がワイドなサイズでした。ホイールベースはエスパスⅢと同一の2,700mmでした。

ルノー アヴァンタイム '01

ルノー アヴァンタイム ’01 (出典:favcars.com)

サスペンションの形式は、前マクファーソンストラット式/後トーションビーム式で、ブレーキはフロントのみベンチレーテッドタイプの4輪ディスク式でした。又、ルーフの素材にアルミニウムを採用した事により、車両重量がエスパスⅢと大差ない1,740kg~1790kgに抑えられると同時に、低重心化も実現していました。

ルノー アヴァンタイム '01

ルノー アヴァンタイム ’01 (出典:favcars.com)

乗車定員は、コンセプトがファミリーカーではなくパーソナルカー路線であった為、一般的なセダン/ワゴンと同様の5人乗りでした。又、インテリアのデザインもエクステリア同様非常に個性的で、特にダッシュボードのデザインはデジタル式センターメーターを配した近未来的な雰囲気を醸すものでした。

ルノー アヴァンタイム '01

ルノー アヴァンタイム ’01 (出典:favcars.com)

3L V6エンジン一本の設定

エンジンは、エスパスⅢに搭載される3L V6 DOHCのLX7型を改良し、パワーアップを図ったものが搭載されました。最高出力と最大トルクは、欧州仕様が210ps/29.5kgm、日本仕様が207ps/28.5kgmでした。トランスミッションは、欧州仕様は5速トルコン式フロアATと6速MTが用意されましたが、日本仕様は前者のみが設定されました。駆動方式は、エスパス同様FFでした。

ルノー アヴァンタイム '01

ルノー アヴァンタイム ’01 (出典:favcars.com)

本国仕様6速MT車の動力性能は、最高速度220km/h、0-100km/h加速8.6sで、ミニバンのカテゴリーとして考えれば優秀なスペックでした。装備面では、巨大な開口部を持つサンルーフが標準装備された他、サイド&カーテンを含むSRS6エアバッグシステムや、EBD付ABS、ブレーキアシストなどの安全装備が備わりました。又、モノグレードで、限定モデルなどの販売もありませんでした。

ルノー アヴァンタイム '01

ルノー アヴァンタイム ’01 (出典:favcars.com)

アヴァンタイムはこれまでどの自動車メーカーも挑戦しなかった新しいカテゴリーに挑戦し、発売当初はワンアンドオンリーな存在感によりマスコミや一部の自動車好きから注目を浴びました。しかし、余りにも革新的なコンセプトであった為、大ヒットには至りませんでした。そして、発売開始から僅か2年後の2003年に生産終了となりました(日本では在庫処分の関係で2005年9月まで販売が継続)。

アヴァンタイムはビジネスとしては成功と言えませんでしたが、ここまで革新的な商品の市販にゴーサインを出したルノー経営陣に賛辞を送りたい一台です。

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