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ローバー 75 (1998-2005):600/800を統合したフラッグシップモデルとして誕生

ローバー 75 (1998-2003)

かつてイギリスに存在していた自働車メーカー、ローバー・グループは、1998年のバーミングム・ショーにおいてそれまでの「600」および「800」を統合した新型フラッグシップモデル「75」を発表、翌1999年に販売を開始しました。当時すでに本田技研工業との提携関係を解消、BMWの傘下に入っていたことから、基本設計が従来から一新されていました。

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エンジンはローバー製とBMW製を用意

ローバー 75 (1998-2003)

ボディタイプは当初は4ドアセダンのみの設定で、スタイリングは2分割式のフロントグリルや丸みを帯びたフォルムなど、600/800のデザイン・テイストが継承されました。同時に、それらの車種をしのぐCd値0.29の優れた空力特性を実現したことも特徴でした。ボディサイズは全長4,745mm×全幅1,778mm×全高1,427mmで、600/800から一回り拡大されていました。

ローバー 75 (1998-2003)

一方ホイールベースは、600と800の中間程度の2,745mmに設定されていました。駆動方式はFFを踏襲し、エンジンは当初1.8L直4DOHC(最高出力120ps/最大トルク16.3kgm)、2L 直4DOHC(最高出力150ps/最大トルク18.9kgm)、2.5L V6DOHC(最高出力177ps/最大トルク24.5kgm)のローバー製ガソリンNA3種類と、BMW製の2L直4DOHCディーゼルターボ(最高出力115ps/最大トルク26.5kgm)が用意されました。

ローバー 75 (1998-2003)

組み合わせられるトランスミッションは、5速MTまたは5速に多段化されたトルコン式ATでした。また、プラットフォームの刷新にともないサスペンション形式も一新され、フロントにマクファーソンストラット式、リアにZアクスル式が採用されました。安全装備面では、SRSサイド&ITS(頭部保護)エアバッグシステムやEBD付ABS、トラクションコントロールが標準化されるなど、大幅な強化が図られました。

ワゴンやリムジン仕様を追加

ローバー 75 Tourer (2001-2003)

また、インテリアはレザーシートやウォールナット製のインパネなど、ラグジュアリーな仕様が踏襲されました。その後2001年に、5ドアステーションワゴンの「ツアラー」が追加されました。次いで翌2002年には、2LガソリンNAエンジンに代わりローバー製1.8L直4DOHCガソリンターボエンジン(最高出力150ps/最大トルク21.9kgm)が設定されました。

さらにこの年、セダンをベースに全長とホイールベースを200mm延長したリムジン「ヴァンデン・プラス」が追加されました。また、この年に開催されたジュネーブ・ショーにおいて、ローバー・グループの後を継いだMGローバー製の4.6L V8エンジン(最高出力260ps/最大トルク41.8kgm)を搭載する最上級グレード「V8」が発表されました。

ローバー 75 V8 2004-2005)

次いで2004年にマイナーチェンジが実施され、内外装デザインが変更されました。しかし、翌2005年にMGローバーが経営破綻したことにともない、全車生産終了となりました。日本市場においては、1999年9月にまず2.5Lエンジン+5速AT搭載のセダン「2.5クラブ」および「2.5コニサー」が上陸を果たしました。

次いで2003年7月、同じパワートレインを搭載するツアラーが追加され、セダンはグレード名なしのモノグレード設定となりました。そして2005年6月をもって販売終了となりました。

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