[PR]記事内に広告が含まれています。

サーブ ソネットⅢ (1970-1974):イタリア人デザイナーによるスタイリッシュなフォルムが特徴

サーブ ソネットⅢ (1970-1974)

かつてサーブの自動車部門として存在したサーブ・オートモビルは、1970年にそれまでの「ソネットV4」に代わる新型2シーター・スポーツカー「ソネットⅢ」を発売しました。シャシーやパワートレインなどは従来からのキャリオーバーであったものの、スタイリングが一新されるとともに機構面・装備面でも改良が施されました。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

リトラクタブルヘッドランプを採用

サーブ ソネットⅢ (1970-1974)

下回りはスチール製のボックス型フレームが踏襲された一方、ボディタイプは2ドアクーペからガラスハッチが備わる3ドアクーペに変更されました。また、イタリア人デザイナーのセルジオ・コッジオーラが担当したエクステリアは、フロントまわりとリアまわりの造形が従来から大幅に変更されていました。

サーブ ソネットⅢ (1970-1974)

フロントまわりは、固定式ヘッドランプに代わり手動操作によるリトラクタブルヘッドランプが採用されたほか、ラジエーターグリルやバンパーなどの意匠も一新されました。さらに、それまでのノッチバックからファストバックに変更されたことも手伝い、はるかにスタイリッシュな雰囲気に変貌をとげました。

同時に空力特性向上にも注力され、Cd値0.31を実現したことも特徴でした。ボディサイズは全長3,900mm×全幅1,500mm×全高1,190mmで、ソネットV4から一回り拡大されました。また、ホイールベースは2,133mm、車両重量は710kgでした。駆動方式はFFを踏襲し、エンジンも当初フォード製の水冷4ストローク1.5L V4OHVシングルキャブレター仕様がキャリオーバーされました。

サーブ ソネットⅢの動画

ソネットV4から最高速度が向上

サーブ ソネットⅢ (1970-1974)

国内仕様のスペックは最高出力65hp/4,700rpm・最大トルク12kgm/2,500rpmで、従来から変更はありませんでした。一方でアメリカ向け輸出モデルは、排出ガス規制への対応のため最高出力が55hpにドロップしていました。トランスミッションは従来同様の4速MTが組み合わせられ、本国仕様の最高速度はソネットV4を5km/h上回る165km/hに達しました。

サーブ ソネットⅢ (1970-1974)

また、サスペンション形式はフロントがウィッシュボーン/コイル式、リアがU字型ビーム・アクスル/コイル式でした。グレード体系は、スタンダードと本革シートやアルミホイールが装備されるラグジュアリー仕様の2種類が用意されました。その後1971年に、フェイスリフトとともにエンジンがフォード製の1.7L V4OHV(最高出力65hp)に置換されました。

そして1974年をもって生産を終了、後継モデルのリリースはなく、現時点において同社のピュアスポーツカーとして最後のモデルとなっています。総生産台数は、それまでのソネット・シリーズよりもはるかに多い10,236台でした。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

ソネット時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ