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ボルボ 164 (1968-1975):140シリーズをベースとしたフラッグシップモデル

ボルボ 164 1968

ボルボ・カーズは1968年秋、2年前にリリースした中型乗用車「140シリーズ」をベースに全長とホイールベースを延長すると共に、仕様向上を図ったフラッグシップモデル「164」を発売しました。同社から大型乗用車がリリースされるのは、1958年に「800シリーズ」が生産終了となって以来10年ぶりの事でした。

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独自のフロントマスクを採用

ボディタイプは、2ドアセダンや5ドアステーションワゴンも用意された140シリーズと異なり、4ドアセダンのみの設定でした。スタイリングは、140系セダン同様の6ライトウィンドウを持つボクシーなフォルムを踏襲しながら、大型のフロントグリルや独立したヘッドランプが備わる独自のフロントマスクが採用されました。

ボルボ 164 1968

ボディ・ディメンションは全長4,714mm×全幅1,730mm×全高1,440mm、ホイールベース2,700mmで、140シリーズとの比較では全長が約60mm、ホイールベースが約100mm延長されていました。サスペンション形式は、140シリーズ同様のフロント:ウィッシュボーン式/リア:トレーリングアーム式で、駆動方式もFRが踏襲されました。

3L直6エンジンを搭載

エンジンは、140シリーズに搭載されるガソリン2L直4OHVのB20型をベースに、シリンダーを2本追加した3L直6OHVのB30型が採用されました。当初はゼニス・ツインキャブレターを装備し、最高出力147ps/最大トルク22.5kmgのスペックでした。トランスミッションは4速MTと3速トルコン式ATが設定され、前者を選んだ場合の最高速度は177km/hでした。

ボルボ 164 1968

その他の機構面では、ステアリング形式がカム&ローラー式からリサーキュレーティング・ボール式に変更されると共に、パワーステアリングが設定されました。又、ブレーキは140シリーズ同様の4輪ディスク式が踏襲されました。一方インテリアは、当初はファブリック張り仕様のみであったものの、翌1969年にレザー張り仕様が追加されると共に、ヘッドレストが標準化されました。

M/Cで電子燃料噴射仕様に

次いで1970年、140シリーズ同様にホイールベースが20mm延長されると共に、パワーステアリングが標準化されました。更に1971年にはマイナーチェンジが実施され、車名が「164E」となりました。エンジンがボッシュ電子燃料噴射仕様に変更され、アウトプットが最高出力177ps/最大トルク24.6kmgに向上、最高速度も4速MT仕様で188km/hまで向上しました。

ボルボ 164 1968

同時に、重要な輸出先であったアメリカの安全基準強化に対応する為バンパーが大型化された他、フロントグリルの意匠も変更されました。尚、排出ガス規制実施以降の日本向けモデルは、アウトプットが最高出力138ps/最大トルク21.2kmgにドロップしました。そして1975年、後継モデル「260シリーズ」にバトンタッチして生産終了となりました。

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