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フィアット クロマ (1985-1996):共同開発プロジェクトにより誕生したハッチバック車

フィアット クロマ 1985

フィアットは1985年12月、中型セダン「アルジェンタ」の後継モデルであると同時に、ランチア、アルファロメオ、サーブとの4社による共同開発プロジェクト「ティーポ4プロジェクト」の成果となる新型ハッチバック車「クロマ」を発表しました。プラットフォームは「ランチア・テーマ」「アルファロメオ・164」「サーブ・9000」の各車と共有されました。

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ジウジアーロ・デザインのボディ

5ドアハッチバックのみが設定されるボディのデザインは、ジョルジェット・ジウジアーロにより手掛けられ、そのスタイリングは一見4ドアセダンのように見える3ボックス型でした。空力特性にも優れ、Cd値0.32を実現していました。全長4,485mm×全幅1,760mm×全高1,415mmのボディサイズはランチア・テーマに近く、2,660mmのホイールベースはそれと同一でした。

フィアット クロマ 1985

発売時の搭載エンジン及びグレード体系は、ガソリン・モデルとして1.6L直4SOHCキャブレターNA仕様(最高出力84ps)の「1.6」、2L直4DOHCキャブレターNA仕様(最高出力91ps)の「CHT」、同燃料噴射NA仕様(最高出力122ps)の「i.e」、同燃料噴射ターボ仕様(最高出力155ps)の「i.eターボ」の4タイプがラインナップされました。

フィアット クロマ 1985

又、ディーゼル・モデルも用意され、こちらは2.5L直4SOHC NA(最高出力75ps)の「ディーゼル」と、2.4L直4SOHCターボ(最高出力95ps)の「ターボディーゼル」のラインナップでした。トランスミッションは全車5速MTが標準で、i.eのみ3速トルコン式ATを選択する事も可能でした。又、サスペンション形式はテーマと同一の4輪ストラット式で、ブレーキは全車に4輪ディスク式が採用されました。

直噴ディーゼル車を追加

フィアット クロマ 1991

そして1988年、1.9L直4SOHC直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力94ps)を搭載する「ターボディーゼルi.d」が追加されました。次いで1989年にフェイスリフトが実施されると共に、ディーゼル/ターボディーゼルに代わり2.5L直4SOHCディーゼルターボエンジン(最高出力101ps)を搭載する「2500TD」が設定されました。

フィアット クロマ 1991

又、CHTの最高出力が101psに向上した他、トルコン式ATが4速に多段化された事も変更点でした。続いて1991年のビッグマイナーチェンジにより内外装デザインが一新され、外装面では天地の薄いスマートなフロントマスクが採用されました。又、機構面では2Lガソリンエンジンにバランサーシャフトが採用された他、1.9Lディーゼルエンジンのトルク特性改善が図られました。

フィアット クロマ 1991

一方インテリア面の変更点として、ターボi.eに新たに本革インテリアが設定されました。そして1996年に実質的な後継モデル「マレア」がデビューした事に伴い、生産終了となりました。

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