[PR]記事内に広告が含まれています。

ロールス・ロイス カマルグ (1975-1986):戦後はじめてデザインが外注された高級パーソナルクーペ

ロールス・ロイスは1975年、「コーニッシュ」のさらに上級に位置する高級パーソナルクーペ「カマルグ」を発売しました。プラットフォームやメカニカル・コンポーネンツはコーニッシュおよび「シルヴァーシャドウ」からの流用であったものの、ボディは戦後のロールス・ロイス車として初めて外注によるデザインが採用されました。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

ワイド&ローなフォルム

デザインの外注先は、カロッツェリア・ピニンファリーナに所属していたパオロ・マルティンでした。ボディタイプはコーチビルダーのミュリナー・パーク・ウォード社の手により架装される2ドア・フィクスドヘッドクーペのみの設定で、コーニッシュに設定のあったオープンボディの2ドア・ドロップヘッドクーペは製造されませんでした。

しかしながら、アフターマーケットにより一部がドロップヘッドクーペに改造されました。スタイリングは、直線基調のシャープなボディラインや7度の傾斜が付けられたフロントグリル、側面までまわり込んだデザインのウィンカー&スモールランプなど、コーニッシュとは全く異なる造形を備えていました。

ボディサイズは全長5,170mm×全幅1,920mm×全高1,470mmで、コーニッシュから全幅が90mmほどワイド化された一方、全高は20mmほど低められていました。ホイールベースはコーニッシュと共通の3,048mmで、車両重量は2,370kgでした。サスペンション形式は、フロント:ダブルウィッシュボーン/コイル式・リア:セミトレーリングアーム/コイル式による4輪独立懸架が踏襲されました。

190km/hオーバーの最高速度を実現

駆動方式はコンベンショナルなFRを踏襲し、エンジンも6,750ccV型8気筒OHVがキャリオーバーされました。圧縮比は9:1、キャブレターは当初はSU製で、コーニッシュよりもアウトプットの強化が図られていたものの、最高出力の数値はそれまでと同様同社のポリシーに則り公表されませんでした。

のちに、キャブレターがソレックス製に変更されました。トランスミッションはコーニッシュ同様のGM製3速AT「ターボ・ハイドラマチック」が組み合わせられ、最高速度192km/h・0-60mph加速10.9sの性能を発揮しました。また、ブレーキもコーニッシュ同様にフロントがベンチレーテッド型、リアがソリッド型の4輪ディスク式が採用されました。

その後1977年に、コーニッシュとともにステアリング形式が「シルヴァーシャドウⅡ」譲りのラック&ピニオン式に変更され、さらに1979年にはリア・サスペンションが刷新されました。そして1986年に総生産台数526台をもって生産を終了、後継モデルのリリースはなく1代限りでカマルグの名は消滅しました。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

ロールス・ロイス
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ