スズキ アルト (4代目 ’94-’98):先代から基本設計を踏襲しつつ燃費性能などが向上 [HA11S/21S/HB11S/21S/HC11V/HD11V]

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1979年に初代モデルがデビューしたスズキの軽自動車「アルト」は、1994年11月に6年ぶり3度目のフルモデルチェンジが実施され、4代目モデルに移行しました。キープコンセプトによるモデルチェンジで、プラットフォームやスタイリングのイメージなどが踏襲された一方、エンジンに改良が施されアウトプットや燃費性能が向上しました。

ボディを2タイプに整理

ボディタイプは3ドア及び5ドアハッチバックの2タイプのみとなり、先代に用意されたスライドドア仕様4ドア車やフルゴネット型バンの設定は無くなりました。ボディサイズは全長3,295mm×全幅1,395mm×全高1,400~1,405mmで実質的に先代と同等、ホイールベースも同一の2,335mmでした。車両重量は初期型で600~710kgで、先代から10~20kg程の増加に抑えられていました。

サスペンション形式はフロント:マクファーソンストラット式/リア:I.T.L式を踏襲し、駆動方式も従来同様FFとフルタイム4WDが設定されました。エンジンは、標準モデルには660cc直3のF6A型をキャリオーバー、SOHC6バルブNA仕様(最高出力40ps/最大トルク5.5kgm及び最高出力42ps/最大トルク5.6kgm)と、SOHC12バルブNA仕様(最高出力55ps/最大トルク6.1kgm)が用意されました。

ワークスに新型エンジンを用意

一方、ワークスはSOHC6バルブターボ仕様はF6A型(最高出力64ps/最大トルク10kgm)がキャリオーバーされた一方で、DOHC12バルブターボ仕様は新開発のK6A型(最高出力64ps/最大トルク10.5kgm)に置換されました。トランスミッションは先代同様、標準モデルに4速/5速MTと3速トルコン式ATが、ワークスに5速MTと3速トルコン式ATが用意されました。

当初のグレード体系は、標準モデルには6バルブエンジン搭載の「Va」「Vs」「Sa」「Vl」「Se」「Le」「Sf」と、12バルブエンジン搭載の「Lf」「Sg」「Lg」「Se-4」「Le-4」が、ワークスにはSOHCターボエンジン搭載の「ターボie/s」とDOHCターボエンジン搭載の「RS/Z」がラインナップされました。そして1995年3月、標準モデルにF6A型6バルブエンジン搭載の新グレード「Sv」が追加されました。

次いで同年11月、ワークスのみにフェイスリフトを含むマイナーチェンジが実施されました。続いて1997年4月、標準モデルにフロント廻りとリア廻りの意匠変更をメインとしたマイナーチェンジが実施されました。同時にグレード体系が見直され、特別仕様車であった「エポ」がカタロググレードに昇格すると共に、その上級グレードとなる「エポP2」が追加されました。

又、ワークスには内外装に小変更が施されました。そして1998年10月、軽自動車規格改正に伴うフルモデルチェンジが実施され、新規格となった5代目モデルに移行しました。

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