[PR]記事内に広告が含まれています。

フェラーリ 365GTB/4 (1968-1973):デイトナの愛称で親しまれたV12のFRグランツーリスモ

フェラーリ 365GTB/4 1968-'74

フェラーリ 365GTB/4 1968-’74

フェラーリは1968年のパリサロンで、それまでの「275」シリーズに代わるニューモデル「365GTB/4」を発表しました。曲線的で抑揚あるボディラインが特徴だった275シリーズとは異なり、時代の最先端を行く直線的かつシンプルなフォルムが備わっていました。同時に、エンジンの排気量拡大とそれに伴うアウトプットの向上により、世界トップレベルの動力性能を獲得しました。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

ボディはクーペとスパイダーを用意

フェラーリ 365GTB/4 1968-'74

フェラーリ 365GTB/4 1968-’74

ボディタイプは275シリーズの初期型同様、フィクスドヘッドのクーペとオープンボディのスパイダーが用意されました。デザインを担当したのは275シリーズ同様ピニンファリーナで、初期型はプレクシグラスでカバーされたヘッドランプを備えていました。しかし、1970年に米国の保安基準に対応したリトラクタブル・ヘッドランプ仕様の対米輸出モデルが登場すると、1971年までに全モデルがこの仕様に変更されました。

フェラーリ 365GTB/4 1968-'74

フェラーリ 365GTB/4 1968-’74

ボディサイズは全長4,425mm×全幅1,760mm×全高1,245mmで、後期型275GTB/4から全長と全幅がそれぞれ35mmずつ拡大されました。ホイールベースは同一の2,400mmで、車両重量はクーペで1,280kgとなり、275GTB/4から20kg軽量化されました。乗車定員は両ボディとも2人で、駆動方式は引き続きFRが採用され、サスペンション形式も275シリーズ同様4輪ダブルウィッシュボーン式が踏襲されました。

フェラーリ 365GTB/4 スパイダー 1968-'74

フェラーリ 365GTB/4 スパイダー 1968-’74

 

大排気量エンジン搭載で性能アップ

フェラーリ 365GTB/4 1968-'74

フェラーリ 365GTB/4 1968-’74

エンジンは一新され、275シリーズの3.3L に対し4.4Lまで排気量が拡大されたV12DOHCユニットが採用されました。6基のウェーバー40OCN20キャブレターを装備し、8.8:1の圧縮比から最高出力352HP/7,500rpm・最大トルク44kgm/5,500rpmのアウトプットを絞り出しました。この数値は、275GTB/4を52HP/14kgm上回るもので、5速MTを介しての最高速度は278km/hに達しました。

フェラーリ 365GTB/4 1968-'74

フェラーリ 365GTB/4 1968-’74

性能面ではライバル関係にあった「ランボルギーニ・ミウラ」と並び、当時の市販車として世界最速の1台でした。又、性能向上に対応すべくホイールとタイヤもアップグレードされ、275GTB/4の7.0×14ホイール+205HR14タイヤに対し、7.5L×15ホイール+215/70VR15タイヤが採用されました。その他、4輪ディスクブレーキを踏襲すると共に、ステアリング形式も275シリーズ同様リサーキュレーティング・ボール式が採用されました。

フェラーリ 365GTB/4 1968-'74

フェラーリ 365GTB/4 1968-’74

生産は、ミッドシップレイアウトを採用した後継モデル「365BB」が登場した1973年まで行われ、クーペ/スパイダーを合わせ1,406台が生産されました。又、基本的にロードカーとして設計された車種であったものの、レースでも活躍を見せ、1972年から1974年に掛けてル・マン24時間レースのGTクラスで3年連続優勝を果たしました。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

フェラーリ時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ