[PR]記事内に広告が含まれています。

ジャガー XJ-S/XJS (1975-1996):Eタイプの後を継いだグランツーリスモ

ジャガー XJ-S 1975

ジャガー・カーズは1975年9月、「Eタイプ」に代わる新たなスポーツモデル「XJ-S」をリリースしました。4ドアサルーンの「XJ」シリーズがベースで、ピュアスポーツカーであったEタイプと異なりグランツーリスモ的な性格の強いモデルとなりました。後のビッグマイナーチェンジで車名が「XJS」に変更され、1996年に後継モデル「XK8」が登場するまで生産が続けられました。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

個性的なCピラーのデザイン

ボディタイプは当初、2+2シーター仕様の2ドアクーペのみが用意され、そのスタイリングは曲線的なEタイプとは対照的なシャープな造形や、ノッチバックでありながら側面からはファストバックに見えるCピラーの意匠が取り入れられた事が特徴でした。ボディサイズは全長4,880mm×全幅1,790mm×全高1,220mmで、全高を除きEタイプから一回り拡大されていました。

ジャガー XJ-S 1975

ホイールベースはXJサルーンSWB仕様から170mm短縮された2,590mmで、Eタイプに対しても100mm短いものでした。車両重量は1,680kgで、Eタイプに対し150kg程重くなっていました。サスペンション形式はXJシリーズと共通で、フロント:ダブルウィッシュボーン/コイル式・リア:ロワーウィッシュボーン+ラジアスアーム/ツインコイル式による4輪独立懸架が採用されました。

ジャガー XJ-S Convertible 1983

駆動方式はFRを踏襲、エンジンはEタイプやXJ12と共通の5.3L V12SOHCで、ゼニス4連キャブレターに代えルーカス機械式燃料噴射装置が装備され最高出力289ps/最大トルク40.6kgmのアウトプットを発生しました。トランスミッションは4速MT又は3速トルコン式ATとの組み合わせで、前者は最高速度246km/h・0-60mph加速6.7sの性能を発揮しました。

エンジンを変更しコンバーチブルを追加

そして1981年、エンジンを高効率な「ファイアボールヘッド」仕様(最高出力303ps/最大トルク44kgm)に置換した「XJ-S H.E」に移行しました。次いで1983年9月、3.6L直6DOHCエンジン(最高出力228ps/最大トルク33.1kgm)+5速MT又は4速トルコン式ATを搭載する「XJ-S3.6」と、同じパワートレインを搭載する2シーターコンバーチブル「XJ-SC3.6」が追加されました。

ジャガー XJS 1991

後者はオープン時にもBピラーが残るタルガトップスタイルで、Bピラーから前がデチャッタブルトップ、それより後ろが開閉式ソフトトップという変則的な構成になっていました。追って1985年には、V12エンジン搭載の「XJ-SC V12H.E」が追加されました。更に1988年5月、XJ-SCシリーズに代わるモデルとして、フルオープンコンバーチブルの「XJ-S V12コンバーチブル」がリリースされました。

ビッグM/Cで内外装を一新

ジャガー XJS 1991

次いで1991年のビッグマイナーチェンジで車名がXJSに変更されると共に、内外装デザインが刷新されました。同時に、直6エンジンの排気量が4Lに拡大され(スペックは最高出力225ps/最大トルク38.4kgm)、グレード名が「XJ-S4.0」となりました。追って1992年、全車に運転席SRSエアバッグシステムが標準装備されると共に、コンバーチブルにも4Lエンジン搭載車が設定されました。

ジャガー XJS 1991

続いて1994年には4Lエンジンが新世代のAJ16型に置換され、アウトプットが最高出力240ps/最大トルク38.9kgmとなりました。そして1995年にまずV12エンジン車が生産終了となり、翌1996年に残る直6エンジン車もXK8にバトンタッチして生産を終了しました。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

ジャガー時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ