[PR]記事内に広告が含まれています。

ポルシェ 911ターボ (964 1990-1995):930型から性能向上が図られるとともに足回りを変更

ポルシェ 911ターボ 3.3 Coupe (964 1990)

1974年に、ポルシェ初のターボエンジン搭載モデルとしてデビューしたスポーツカー「911ターボ」は、1990年に次世代の964型にバトンタッチされました。先代930型からのキープコンセプトであったものの、パフォーマンスに一段と磨きが掛けられると同時に、足回りに変更が施されました。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

トーションバーに代わりコイルスプリングを採用

ポルシェ 911ターボ 3.3 Coupe (964 1990)

2+2シーター仕様を踏襲する2ドアクーペボディのエクステリア・デザインは、基本的なフォルムに大きな変更はなかったものの、フロントまわりの意匠が丸みを帯びた流麗なものとなりました。また、空力特性の指標となるCd値は0.37を実現していました。ボディサイズは全長4,250mm×全幅1,753mm×全高1,308mmで、930型からわずかに縮小されました。

ホイールベースは実質的に同等の2,272mmで、車両重量は130kgほど増加し1,467kgとなりました。駆動方式はRRを踏襲し、エンジンは空冷3.3L水平対向6気筒SOHCボッシュKジェトロニック燃料噴射ターボがキャリオーバーされました。圧縮比は930型と同一の7:1ながら、タービンの変更などにより最高出力は34psアップの320ps/5,750pmへと大幅な向上を果たしました。

ポルシェ 911ターボ 3.3 Coupe (964 1990)

また、最大トルクも7.5kgm大きい45.9kgm/4,500rpmとなっていました。930型同様の5速MTを介してのパフォーマンスは、最高速度270km/h・0-100km/h加速5sでした。サスペンション形式はフロントがマクファーソンストラット式、リアがセミトレーリングアーム式で、スプリングはそれまでのトーションバー式からコイル式に変更されました。

また、ラック&ピニオン式を踏襲するステアリングは、パワーアシスト付となりました。ブレーキはフロントが320mm径、リアが299mm径の4輪ベンチレーテッド・ディスク式となるほか、新たにABSが装備されました。また、ホイール&タイヤは大径化・ワイド化が図られ、フロントが7J×17インチホイール+205/50ZR17タイヤ、リアが9J×17インチホイール+255/40ZR17タイヤの組み合わせとなりました。

さらに高性能な3.6L版が登場

ポルシェ 911ターボ 3.6 Coupe (964 1992)

その後1992年に、「カレラ2/4」用の3.6L水平対向6気筒SOHC NA仕様をベースにターボ化したエンジンを搭載する「ターボ3.6」がリリースされました。アウトプットは最高出力385ps/5,750rpm・最大トルク53kgm/5,000rpmとなり、パフォーマンスは最高速度280km/h・0-100km/h加速4.8sに向上しました。

ポルシェ 911ターボ 3.6 Coupe (964 1992)

また、性能向上に伴いホイール&タイヤはより大径かつワイドなものを採用、フロントが8J×18インチホイール+225/40ZR18タイヤ、リアが10J×18インチホイール+265/35ZR18タイヤの組み合わせとなりました。次いで1994年、ターボ3.6をベースにスラントノーズを採用した「ターボ3.6スラントノーズ」が追加されました。そして翌1995年に、993型911ターボにバトンタッチされました。

ポルシェ 911ターボ 3.6 Coupe (964 1992)

964型911ターボは、日本市場においては1991年2月から正規輸入が開始されました。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

911時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ