トヨタ ヴォクシー (3代目 R80G/W ’14-):挑戦的なエクステリアにより、ノアと差別化

トヨタ ヴォクシー 2015

トヨタ ヴォクシー 2015 (出典:toyota.jp)

トヨタ「ネッツ店」より販売されるのミディアムクラス・ミニバン「ヴォクシー」は、姉妹車種の「ノア」と共に2014年1月にフルモデルチェンジを実施し、3代目の現行型になりました。先代よりも更に挑戦的な雰囲気のエクステリアに変わり、ノアとの相違が鮮明になりました。又、フロアの刷新により先代以上の居住性を実現した他、ヴォクシー初のハイブリッド車がラインナップに加わりました。

トヨタ ヴォクシー 2015

トヨタ ヴォクシー 2015 (出典:toyota.jp)

スタイリングは、1.5ボックスのボディ形状や基本的なディメンションは先代から踏襲しつつ、ヘッドライトと連続したアッパーグリルとバンパーにより分割されたロワーグリル、ボディ側面の抑揚あるベルトラインやプレスラインにより、先代以上に迫力あるイメージに変貌を遂げました。フロントマスクのデザインの相違を除き、「ノア」「エスクァイア」と基本的なボディ形状は同一となっています。

低床フロアの採用で居住性がアップ

又、先代同様左右に後席用電動スライドドアを備える一方、乗車定員は7人乗り仕様及び8人乗り仕様となり、5人乗り仕様は廃止されました。ボディサイズは、標準グレードの「X」及び「V」が全長4,695mm×全幅1,695mm×全高1,825mm~1,865mm、エアロパーツ装着グレードの「ZS」がそれぞれ4,710mm×1,730mm×1,825mm~1,870mmで、共に先代よりも全長が拡大され、全高は下げられました。

トヨタ ヴォクシー 2015

トヨタ ヴォクシー 2015 (出典:toyota.jp)

ホイールベースは2,850mmで先代よりも25mm長く、車両重量はやや増加し1,570kg~1,730kgとなりました。サスペンション形式は先代同様の前:ストラット式/後:トーションビーム式を踏襲するものの、フロアは新設計の低床フラットタイプが採用されました。それにより、全高が下げられたにも関わらず室内高は逆に60mm拡大されました。又、低いインパネを採用し、前席の開放感が増しました。

トヨタ ヴォクシー 2015

トヨタ ヴォクシー 2015 (出典:toyota.jp)

先代よりも燃費が大幅に向上

駆動方式は先代同様FFがベースで、フルタイム4WDが設定される点も踏襲されました。エンジンは、先代から踏襲する2L直4の3ZR-FAE型で、仕様変更によりスペックは若干低下し最高出力152ps/6,000rpm、最大トルク19.7kgm/3,800rpmとなったものの、アイドリングストップ機構や新開発のCVT「Super CVT-i」との組み合わにより、燃費がおよそ5%~10%向上しました。

トヨタ ヴォクシー 2015

トヨタ ヴォクシー 2015 (出典:toyota.jp)

次いで翌2月には、「ハイブリッド」が追加発売されました。パワートレインは、「プリウス」にも搭載されるスプリット型ハイブリッドユニット「リダクション機構付THS-Ⅱ」で、1.8L直4アトキンソンサイクルの2ZR-FXE型エンジン(最高出力99ps/最大トルク14.5kgm)と交流同期型モーター(最高出力82ps/最大トルク21.1kgm)の組み合わせにより、システム出力136psを発生するものです。

トヨタ ヴォクシー 2015

トヨタ ヴォクシー 2015 (出典:toyota.jp)

ハイブリッドはFF方式のみの設定となる他、グレード体系が簡略化され「ZS」やサイドリフトアップシート装着車は設定されず、「X」及び「V」の標準シートタイプのみの設定となります。燃費性能は、ガソリン車の14.8km/L~16km/Lに対し23.8km/Lで、遥かに優れた数値となっています。現行型ヴォクシーは販売台数でノアエスクァイアを抑え、「3姉妹」の中ではトップの人気モデルとなっています。

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