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バイクがあったからこそ成り立った遠距離恋愛。片道120kmの夜道を2時間掛けて逢いに行き…

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二輪の免許を取ったのは1991年3月。社会人になったばかりの時で、それまでに普通車の免許も持っていたのだが、経済面から考えると原付が一番リーズナブルで便利だと愛用していた。だが、ある雑誌の新車紹介記事を見て、二輪の免許を取ろうと気持ちが一変した。

それは1989年に発売されたスズキのACROSS(アクロスGSX250F)250cc。このバイクだったから取ったような中型免許である。その後、事故や盗難にも遭い、買い換えを余儀なくさせられるも、いずれも車種はACROSSを選び、今もなお乗り続け三代目は今年で20年の相棒になる。

メットインがイイ!アクロスGSX250Fはこんなバイク↓

社会人になったばかりの私の経済力でも

バイクの魅力はなんといっても維持費の安さ。当時 社会人になったばかりの私の経済力でも維持することは容易だった。そして特筆すべきは行動エリアの広がりであろう。原付でも行動エリアはそこそこ広いが、250ccとなると高速道路を利用することができるので段違いだ!

一度エンジンをかければ、200~400kmくらいは平気で移動することができる。通勤やチョイ乗りで利用していた感覚とはまったく異なる。私の場合、まず遠方で文通や電話でしか話せなかった知り合いに会いに行くようになった。

電車と駅しか知らなかった頭の中の地図が

電車と駅しか知らなかった頭の中の地図が、一気に道路地図にすり替わる。どの道を走れば目的地にたどり着けるかを考えるようになった。アクロスはメットインなので地図を忍ばせることも簡単だったし、バイクは車と異なり道に迷っても気軽に停めて場所を確認することが出来た。やがてバイク仲間も増え、10名程度でツーリングに出かける回数も増えた。地図は日本地図規模に広がり、遠方でも苦労を感じなくなっていった。

ずっと長い間縁がなかったのだが

そんな独り身の私だが、やはり結婚願望は捨てきれない。ずっと長い間縁がなかったのだが、幸いインターネットを通じて知り合うことが出来た彼女ができた。バーチャルの世界で毎日のようにメールをしていても、リアルに会ってみたい。住んでいる場所をたずねると、そこは私のいる町から120km離れた場所だった。遠距離恋愛である。しかも二人とも休みの日が異なっていたから休日に合うことは困難だった。

仕事を終えた後、120kmの夜道を2時間かけて

でも平日の夜なら!バイクなら会いに行くことができるじゃないか! 私は仕事を終えた後、120kmの夜道を2時間かけて彼女に会いに行った。たわいない夜の食事程度デートだったが、関係を深めるには充分だった。帰路の夜道では、ガソリンスタンドが閉まっていてガス欠になりかけで走ったこともあったが、そんなこんなで、現在、彼女は私の生涯の伴侶となった。

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今でこそ自動車メインになったが、単身で走るにはやはりバイクが一番であると感じている。

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