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日本における4WD車の歴史

三菱 ジープ J50 1970

日本において4WD車が一般化したのは、戦後になってからです。三菱自動車がアメリカ製のジープをノックダウン生産し、三菱ジープとして販売したのが先駆けです。その後、トヨタや日産などからも4WD車が発売されますが、いずれも悪路走破を主目的とした機能本位の車種で、乗用車のようなデザイン性や快適性は備わっていませんでした。用途も、大半は林業などの業務用で、一般ユーザーには縁遠い存在でした。

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軽自動車のスズキ・ジムニーもヒット

しかし、1970年代に入り、軽自動車規格のスズキ・ジムニーや、乗用車タイプのスバル・レオーネ4WDが登場すると、4WD車は徐々に一般ユーザーにも身近な存在として認識されるようになりました。これらの車種は、特に降雪地域に住むユーザーには好評を持って迎えられ、FF車やFR車以上の雪上走破性を持つ車として、重用されるようになりました。

三菱 パジェロ ’91

更に、1980年代に入ると、三菱自動車がジープよりも遥かにモダンなメカニズムとスタイリングを備えるパジェロを発売すると、これが予想以上にヒットし、RV車ブームが起きるきっかけとなりました。一方、欧州ではほぼ時を同じくして、アウディから画期的な4WD車、クワトロが発売されます。従来の4WD車は、設計思想として舗装路よりも悪路や雪道での走行性能が優先され、路面状況に応じて2WDと4WDを切り替えるパートタイム方式でした。

フルタイム4WDの普及

それに対し、アウディ・クワトロは舗装路での走行性能向上が重視され、常時4輪を駆動するフルタイム4WD方式が採用されました。これにインスパイアされた日本のメーカーも、スポーティカーやGTカーなどを中心に、フルタイム4WD車のリリースを始めました。現在も、レガシィやインプレッサ、フォレスターなどの一連のスバル車や、日産GT-Rなどが代表的なフルタイム4WD車として親しまれています。

日産 スカイライン GT-R 1989

一方、それとは別に、簡易的なフルタイム4WDシステムも開発されました。通常は2WDで走行し、駆動輪が滑った時のみ非駆動輪にも動力が伝達される機構を備えた方式で、オンデマンド方式と呼ばれたり、スタンバイ方式と呼ばれたりします。このタイプは、4WD方式としての走破性は劣るものの、構造がシンプルでコストも抑えられる為、主にコンパクトカーや軽自動車に採用されています。

ところで、日本は欧米各国と比べ4WD車のバリエーションが豊富な国です。それは、日本の降雪地帯は降雪量が多い上に雪質が(車にとって)悪く、諸外国よりも4WD車の必要性が高い事が影響しています。

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