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フィアット 132/アルジェンタ (1972-1985):125に代わるコンベンショナルな中型セダン

フィアット132 1974

フィアットは1972年5月、1967年にリリースした「125」に代わる中型セダン「132」をリリースしました。FRの駆動方式やリジッド式のリアサスペンションなど、125譲りのコンベンショナルなメカニズムが採用されました。モデルライフの後半には大掛かりなマイナーチェンジを受け、車名が「アルジェンタ」に変更されました。

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サスペンションは4輪コイルスプリング式に

4ドアセダン「ベルリーナ」のみが用意されるボディは、同時代の他のフィアット車同様、直線基調のプレーンなフォルムに纏められていました。ボディサイズは全長4,376mm×全幅1,640mm×全高1,430mmで、125から一回り拡大され、ホイールベースも50mm程長い2,557mmに設定されました。車両重量は1,070kgで、125から40kg増加しました。

エンジンは当初、1.6L直4DOHCシングルキャブレター仕様(最高出力99ps/最大トルク13.2kgm)と、1.8L直4DOHCシングルキャブレター仕様(最高出力106ps/最大トルク14.4kgm)が用意されました。トランスミッションは4速MTが標準で、他に5速MTと3速トルコ式ATがオプション設定されました。

フィアット132 1974

サスペンション形式は、フロントはダブルウィッシュボーン/コイル式を踏襲する一方、リアはそれまでの古典的なリジッド・リーフ式から、トレーリングリンク/コイル式にリファインされました。又、ブレーキは引き続き4輪ディスク式が採用されました。当初のグレード体系は、1600スペシャル/1600スーパー/1800スーパーのラインナップでした。

フィアット132 1974

そして1976年にマイナーチェジが実施され、エクステリアの一部変更と共にグレード体系がGL/GLSの2タイプとなりました。追って翌1977年には早くも2度目のマイナーチェンジが実施され、内外装の一部変更と共に、1800シリーズに代わり2L直4DOHCシングルキャブレター仕様エンジン(最高出力114ps/最大トルク16kgm)を搭載する2000シリーズが設定されました。

ディーゼル車を追加

次いで1978年、2L直4SOHCディーゼルエンジン(最高出力61ps/最大トルク11.5kgm)及び2.4L直4SOHCディーゼルエンジン(最高出力73ps/最大トルク15kgm)搭載車が追加されました。追って翌1979年には、2LガソリンエンジンがボッシュKジェトロニック燃料噴射仕様となり、アウトプットが最高出力122ps/最大トルク17.5kgmに向上しました。

フィアット Argenta 1981

そして1981年5月にビッグマイナーチェンジが実施され、内外装デザインの刷新と共に車名が「アルジェンタ」に変更されました。次いで翌1982年にフェイスリフトが実施されると共に、2.5L直4SOHCディーゼルターボエンジン(最高出力89ps/最大トルク20kgm)搭載車が追加されました。更に1984年には、2L直4ガソリン・スーパーチャージドエンジン(最高出力136ps)を搭載する「VX」が追加されました。

そして翌1985年、後継モデル「クロマ」のデビューに伴い生産終了となりました。

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