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フォード グラナダ (マークⅠ 1972-1977):イギリスおよび西ドイツ共通のモデルとして誕生

フォード グラナダ GXL 4-door (マークⅠ 1972-1974)

フォード・モーター(ヨーロッパ・フォード)は1972年3月、イギリスで販売されていた「ゼファー&ゾディアック」および西ドイツで販売されていた「タウヌス」を統合する後継モデル「グラナダ」を発売しました。メカニズムは従来のヨーロッパ・フォード車からのキャリオーバーで、手堅い設計が踏襲されました。当初廉価グレードに「コンサル」の車名が与えられたものの、後に全車グラナダに統一されました。

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コークボトルラインのクーペも用意

フォード グラナダ GXL 4-door (マークⅠ 1972-1974)

生産は、イギリスのダゲナム工場と西ドイツのケルン工場で行われました。ボディタイプは当初、4ドアセダンと5ドアステーションワゴンの他、西ドイツ向けのみに2ドアクーペがラインナップされました。スタイリングは、それまでのゼファー&ゾディアックやタウヌスから大幅なモダナイズが図られました。また、クーペにはコークボトルラインを取り入れた流麗なフォルムが採用されました。

ボディ・ディメンションは全長4,572mm(セダン)/4,674mm(ワゴン)×全幅1,803mm(セダン)/1,791mm(ワゴン)×全高1,346mm(セダン)/1,372mm(ワゴン)、ホイールベース2,769mmで、ボディサイズはゼファー&ゾディアックやタウヌスから若干縮小されました。サスペンション形式は、フロントにダブルウィッシュボーン/コイル式、リアにリジッド・アクスル/コイル式が採用されました。

英独で異なるエンジンを用意

フォード グラナダ 2.3 S 2-door (マークⅠ 1975-1977)

駆動方式はコンベンショナルなFRを踏襲、エンジンはイギリス生産モデルには2L V4 OHV/2.5L V6 OHV/3L V6 OHVの「エセックス・ユニット」が、ドイツ生産モデルにはタウヌス譲りの1.7L V4OHV/2L V6OHV/2.3L V6OHV/2.6LV6OHVの「ケルン・ユニット」とエセックス3Lが用意されました。また、南アフリカ向けには2.5L/3L V6の他、4.9L V8OHV「ウィンザー・ユニット」が設定されました。

フォード グラナダ 2.0 L 4-door (マークⅠ 1975-1977)

エンジンのアウトプットは、エセックス2.5Lが最高出力122ps/最大トルク19.9kgm、同3Lが最高出力140ps/最大トルク26.5kgm、ケルン2.6Lが最高出力127ps/最大トルク20.5kgmとなっていました。トランスミッションは、全車4速MTとの組み合わせでした。また、ブレーキはフロントはディスク式を踏襲し、リアはタウヌスのディスク式から一般的なドラム式に変更されました。

その後、1973年1月に2ドアセダンがラインナップに加わりました。さらに翌1974年にマイナーチェンジが実施されるとともに、2ドアクーペが一部グレードに限りイギリス市場に投入されました。そして1977年8月にフルモデルチェンジが実施され、2代目モデル(マークⅡ)に移行しました。初代グラナダは、近鉄モータースやニューエンパイヤモーターなどの手により日本市場への輸入も行われました。

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