[PR]記事内に広告が含まれています。

フォード サンダーバード (7代目 1977-1979):ボディサイズとエンジンをダウンサイジング

フォード サンダーバード (7代目 1977)

初代モデルが1954年にデビューしたフォード・モーターの高級スペシャリティカー「サンダーバード」は、1977年に5年ぶり6度目のフルモデルチェンジを受け、通称「トリノ・バーズ」と呼ばれる7代目モデルに移行しました。ミディアムモデル「トリノ」のプラットフォームが流用され、先代からボディサイズが縮小されるとともに、エンジンの排気量も縮小されました。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

シャープなスタイリングに変貌

フォード サンダーバード (7代目 1977)

ボディタイプは先代同様2ドアハードトップのみの設定で、スタイリングは曲線基調から直線基調のシャープなフォルムに変貌しました。また、フロントマスクは中央部がV字型に突き出したグリルが踏襲された一方、ヘッドランプは固定式から5代目前期型以来のコンシールドタイプ(格納式)に変更されました。さらに、Bピラーにはオペラウィンドウが装着されました。

フォード サンダーバード (7代目 1977)

ボディサイズは全長5,474mm×全幅1,994mm×全高1,346mmで、先代1976年型モデルから全長が250mm以上短縮された一方、全高は若干高められました。また、ホイールベースはトリノと共通の2,896mmで、先代からは150mm以上短縮されました。車両重量は標準モデルで1,801kgで、先代から500kg以上の軽量化を果たしました。

エンジンは4.9Lが標準に

フォード サンダーバード (7代目 1977)

駆動方式はFRを踏襲し、エンジンは「マスタング」と共通の4.9L V8OHV(最高出力130hp/最大トルク33.5kgm)が標準となった他、オプションで5.8L V8OHV(最高出力149hp/最大トルク40.1kgm)と6.6L V8OHV(最高出力170hp/最大トルク44.7kgm)が用意されました。なお、厳しい排出ガス規制が課せられるカリフォルニア州では5.8Lが標準でした。

トランスミッションは従来同様全車3速トルコン式ATとの組み合わせで、最高速度は標準モデルが170km/h、6.6Lエンジン搭載モデルが180km/hでした。サスペンション形式は、フロント:ウィッシュボーン/コイル式・リア:4リンク/コイル式が踏襲されました。また、ブレーキはフロントのディスクブレーキがベンチレーテッド化され、リアは従来同様のドラム式が採用されました。

装備面では、上級グレード「タウンランドウ」にはタービンスポーク・アルミホイール、エアコン、パワーウィンドウ、パワーシートなどが標準装備されました。そして翌1978年に、フォード創立75周年を記念するパッケージオプション「ダイヤモンド・ジュビリー・エディション」が設定されました。

フォード サンダーバード (7代目 1979)

次いで1979年にフェイスリフトが実施され、フロントグリルやテールランプの意匠が変更されるとともに、ダイヤモンド・ジュビリー・エディションと同等の内容を持つパッケージオプション「ヘリテイジ」が設定されました。そして1980年にフルモデルチェンジが実施され、通称「ボックス・バーズ」と呼ばれる8代目モデルに移行しました。

先代モデル:6代目サンダーバード

フォード サンダーバード (6代目 1972-1976):リンカーンの姉妹車種となり歴代最大のボディサイズに
初代モデルが1954年にデビューしたフォード・モーターの高級スペシャリティカー「サンダーバード」は、1972年に5年ぶり...

後継モデル:8代目サンダーバード

フォード サンダーバード (8代目 1980-1982):更にボディサイズとエンジンをダウンサイジング
初代モデルが1954年にデビューしたフォード・モーターの高級スペシャリティカー「サンダーバード」は、1980年に8年ぶり...

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

サンダーバード時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ