[PR]記事内に広告が含まれています。

ハマー H2 (2002-2010):H1とは別設計の民生専用モデルとして誕生

ハマー H2 (2002)

GMは「ハマーH1」の生産を行っていたAMゼネラル社からハマー・ブランドを買い取り、2002年にオリジナル設計の新型SUV「ハマーH2」を発売しました。軍用車両がベースのH1と異なり最初から民生専用モデルとして開発され、シャシーやエンジン、内外装デザインも異なっていました。商業的に成功を収め、H1が生産終了となった後も販売が続けられました。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

シャシーはピックアップ用がベース

ハマー H2 (2002)

ピックアップトラック「シボレー・タホ」用がベースのシャシーに架装されるボディは、5ドアステーションワゴンの他、「H2 SUT」と呼ばれる4ドアのダブルキャブ・ピックアップトラックも用意されました。スタイリングはH1譲りのスクエアなフォルムを受け継ぎながらも、高級SUVに相応しいデザインテイストが取り入れられました。

ハマー H2 (2002)

初期型のボディ・ディメンションは全長4,821mm×全幅2,062mm×全高1,976mm、ホイールベース3,117mmで、H1から全長が135mm拡大された一方ホイールベースは183mm短縮された為、相対的に前後のオーバーハングが長いプロポーションとなりました。車両重量は2,903kgで、3トンを超えるH1からは軽量化されていました。

ハマー H2 (2002)

一方、最低地上高はH1の406mmに対し一般的なSUVと大差ない257mmとなった他、アプローチ/デパーチャーアングルはH1の72°/37.5°に対し42.8°/40°となりました。駆動方式はフルタイム4WDを踏襲し、エンジンは6L V8OHVガソリンNA(最高出力320ps/最大トルク49.8kgm)が搭載されました。トランスミッションはH1同様、4速トルコン式ATとの組み合わせでした。

ハマー H2 (2007)

サスペンション形式は、H1が4輪ダブルウィッシュボーン/コイル式であったのに対し、フロントにダブルウィッシュボーン/トーションバー式、リアに5リンク/コイル・リジッド式が採用されました。ブレーキはデュアルピストンキャリパー採用の4輪ベンチレーテッド・ディスク式で、ホイール&タイヤは前後とも8.5J×17ホイールとLT315/70R17タイヤの組み合わせでした。

エンジンを改良

ハマー H2 (2007)

その後2004年にエンジンに改良が施され、スペックが最高出力330ps/最大トルク50.5kgmに向上しました。次いで2005年にスペアタイヤの搭載場所が室内からテールゲート背部に移動、それに伴い全長が5,171mmとなりました。続いて2007年、再度エンジンが改良されスペックが最高出力398ps/最大トルク57.4kgmに向上した他、ATが6速化されました。

ハマー H2 (2007)

その後は大きな仕様変更はなく、2010年をもって生産終了となりました。日本市場への初上陸は2003年2月で、当初は3列シート6人乗り仕様のモノグレード設定(グレード名無し)だったものの、翌2004年4月に2列シート5人乗り仕様の標準グレード「タイプS」と6人乗り仕様の上級グレード「タイプG」の2タイプとなりました。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

ハマー
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ