ロータス エクセル (1982-1992):ロータス暗黒時代の知られざる一台

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ロータス エクセル 1982-'92

ロータス エクセル 1982-’92

ロータスは1982年10月に、2+2仕様のGTカー「エクラ」の後継モデルとして「エクラ・エクセル」を発売しました。シャシーやパワートレインなど根幹部分をエクラから受け継ぎながらも、随所に提携関係にあったトヨタ製のパーツが採用されました。後に車名が「エクセル」に変更された上で、最終的に1992年までの10年間に渡り生産が継続されました。

リアサスペンションを変更

車体の基本構造は、エクラ同様のXバックボーンフレームとFRP製ボディの組み合わせが踏襲された一方、トヨタ製のハーフシャフトを使用する関係で、リアサスペンションがトレーリングアーム/ラテラルリンク式からフロントと同様のダブルウィッシュボーン式に変更されました。スタイリングは基本的にエクラのイメージを受け継ぎながら、フロント廻りとリア廻りの造形が変更されました。

ロータス エクセル 1982-'92

ロータス エクセル 1982-’92

ボディサイズは、初期型で全長4,396mm×全幅1,816mm×全高1,207mmとなり、エクラから全長が170mm程短縮されました。ホイールベースは実質的に同一の2,483mmで、車両重量はエクラ・シリーズ2.2から90kg軽量化され1,120kgとなりました。又、ブレーキはリアにドラム式が採用されていたエクラに対し、4輪ベンチレーテッドディスクにアップグレードされました。

トヨタ製トランスミッションを採用

初期型に搭載されたエンジンは、エクラ・シリーズ2.2からキャリオーバーされた2.2L直4DOHC16バルブ・デロルトツインキャブレター仕様のロータス912型で、スペックも同一の最高出力163hp/6,500rpm・最大トルク23kgm/5,000rpmでした。一方トランスミッションは、自社製の5速MTからトヨタ製5速MTに切り替えられ、ファイナルレシオは2種類が用意されました。

ロータス エクセル 1982-'92

ロータス エクセル 1982-’92

装備面では、エクラでは一部グレードのみの採用だったパワーステアリングが標準化されました。そして1984年に小規模な仕様変更が行われ、リアスポイラーが追加された他、アロイホイールがトヨタ製に変更されました。次いで翌1985年にマイナーチェンジが行われ「エクセルSE」となり、エンジンの圧縮比が9.4:1から10.9:1まで高められ、最高出力が180hp/6,500rpmに向上しました(最大トルクは不変)。

同時にボディの全長が20mm程短縮された一方、車両重量は90kg増加しました。その他、タイヤサイズが205/60VR14から215/50VR15に変更されました。又、インテリアにも変更が加えられ、インパネにウッドパネルが採用されると共に、ステアリングホイールが2本スポーク式から3本スポーク式に変更されました。更に翌1986年には、ZF製4速トルコン式ATを搭載する「エクセルSA」が追加されました。

エクセルの生産は標準モデルとSAが1990年まで、SEは1992年まで行われ、総生産台数は2,159台でした。

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