マツダ カペラ (5代目 1987-1999):歴代モデル初のフルタイム4WD車や4WS車を設定 [GD/GV]

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マツダ カペラ 1987

マツダ カペラ 1987

1970年に「ファミリア」と「ルーチェ」の間を埋めるニューモデルとして登場したマツダの小型車「カペラ」は、1987年5月に4度目のフルモデルチェンジが実施され5代目モデルに移行しました。歴代モデル初のフルタイム4WD車や世界初の電子制御車速感応型4WS車が設定された他、ボディバリエーションも拡大されるなどラインナップの拡充に注力されたモデルでした。

3種類のボディでスタート

マツダ カペラ C2 1987

マツダ カペラ C2 1987

当初のボディタイプは、先代同様4ドアセダン/5ドアハッチバック/2ドアクーペの3タイプが設定されると共に、5ドアハッチバックには「CG」、2ドアクーペには「C2」のサブネームが与えられました。ボディサイズは全長4,450~4,515mm×全幅1,690mm×全高1,360~1,410mmで、全高が僅かに低くなった以外は先代とほぼ同等のディメンションでした。

マツダ カペラ 5HB 1987

マツダ カペラ 5HB 1987

ホイールベースは若干延長されC2が2,515mm、それ以外が2,575mmとなりした。サスペンション形式は4輪ストラット式を踏襲し、駆動方式は当初先代同様のFFのみでのスタートとなりました。エンジンは当初、1.6L直4SOHCのB6型、1.8L直4SOHCキャブレター仕様及びEGI仕様のF8型、2L直4DOHCのFE型のガソリンNA4種類と、2L直4SOHCディーゼルMSCのRF型が用意されました。

マツダ カペラ 1987

マツダ カペラ 1987

最高出力/最大トルクはそれぞれ73ps/12.4kgm、82ps/13.6kgm、97ps/14.6kgm、140ps/17.5kgm、82ps/18.5kgmで、トランスミッションは各エンジンに5速MTと4速トルコン式ATが設定されました。又、4WS車は当初CGのみに設定されました。そして同年5月に、CGに1.8L/2Lガソリンエンジン搭載のフルタイム4WD車が追加されました。

マツダ カペラのCM (世界初 車速感応型4WS)

歴代初のワゴン/バンを追加

次いで1988年2月には、セダン/C2にも4WS車が設定されました。追って翌3月、歴代カペラ初のステーションワゴン「カーゴワゴン」及びライトバン「カーゴバン」が追加されました。更に同年11月、セダン/CGと共通のプラットフォームを持つ4ドアハードトップ車「ペルソナ」が発売されました。

マツダ カペラ カーゴ 1992

マツダ カペラ カーゴ 1992

次いで1989年6月にマイナーチェンジが実施され、1.8LのF8型SOHC EGI仕様エンジンに代わりDOHC EGI仕様(最高出力115ps/最大トルク16kgm)が設定されました。同時に2LガソリンのFE型エンジンがハイオク仕様に変更され、アウトプットがMT車で最高出力150ps/最大トルク18.8kgmに、AT車で最高出力145ps/最大トルク19kgmに向上しました。

マツダ カペラ 1987

マツダ カペラ 1987

更に、セダンにもフルタイム4WD車が設定されました。続いて1990年10月、FF車のみの設定だったカーゴにもフルタイム4WD車が設定されました。そして1991年10月に実質的な後継モデル「クロノス」「アンフィニMS-6」「MX-6」が登場した事により、セダン/CG/C2が生産終了となりました。

マツダ カペラ 1987

マツダ カペラ 1987

残るカーゴ系は翌1992年8月のマイナーチェンジでフェイスリフトやグレード体系の見直しなどが行われ、1994年10月にはカーゴワゴンがビッグマイナーチェンジを受け、内外装デザインの大幅な変更と共に車名が「カペラワゴン」に変更されました。更に1996年7月にもワゴンのマイナーチェンジが実施され、リア廻りの意匠変更やエンジンの改良などが行われました。

そして1997年11月にワゴンがフルモデルチェンジを受け次期モデルに移行、残るカーゴバンは1999年に生産終了となりました。

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