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三菱 ミニカ (2代目 1969-1981):ボディや足回りの一新により大幅にモダナイズ

三菱 ミニカ (2代目 1969)

1962年に初代モデルがデビューした三菱自動車工業の軽乗用車「ミニカ」は、1969年7月にフルモデルチェンジを受け2代目モデルに移行しました。地味で垢抜けない雰囲気のあった先代から一転、モダンなスタイリングを纏う新世代モデルへと脱皮が図られました。又、ライバルメーカーに対抗し高性能グレードが追加された事も2代目モデルの特徴でした。

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軽乗用車初の3ドアボディを採用

三菱 ミニカ (2代目 1969)

ボディはモノコック構造の採用により軽量化が図られると共に、先代が独立したトランクルームが備わる3ボックス型2ドアであったのに対し、軽乗用車初のテールゲートが備わる2ボックス型3ドアに変更されました。セダンのボディサイズは先代と同一の全長2,995mm×全幅1,295mm×全高1,345mmで、ホイールベースは100mm延長され2,000mmとなりました。

サスペンション形式は、先代の古典的なフロント:ウィッシュボーン/リーフ式・リア:リジッド・リーフ式から一新され、フロントにストラット式、リアに5リンク/コイル式が採用されました。駆動方式はFRを踏襲し、エンジンは当初先代に搭載されていたユニットの改良型である360cc空冷2ストローク直2のME24E型(最高出力26ps)及び水冷2ストローク直2の2G10-1型(最高出力28ps)が採用されました。

ツインキャブ車を追加

三菱 ミニカ GSS (2代目 1969)

トランスミッションは、全車フロア式に改められた4速MTが組み合わせられました。グレード体系は、当初空冷エンジン搭載の「スタンダード」「デラックス」と、水冷エンジン搭載の「スーパーデラックス」「スポーティデラックス」がラインナップされました。そして同年12月に、2G10-1型をツインキャブレター化した2G10-2型エンジン(最高出力38ps)を搭載するスポーティグレード「SS」「GSS」が追加されました。

同時に、空冷エンジン搭載の最上級グレード「ハイデラックス」と、セダンをベースに荷室の拡大を図ったバンもラインナップに加わりました。次いで1970年10月のマイナーチェンジにより「ミニカ70」に移行し、ME24E型エンジンがME24F型(最高出力30ps)に、2G10-1型エンジンが2G10-4型(最高出力34ps)にそれぞれ変更されました。

又、エクステリア面ではリアコンビネーションランプの意匠が変更された他、グレード体系も一部見直され、最上級グレード「GL」が追加された一方でSSは廃止されました。続いて1971年2月、「ミニカ71」に移行すると共に水冷エンジン搭載の新グレード「ファミリーデラックス」が追加され、追って1971年5月にはGSSが廃止されました。

1971年9月のマイナーチェンジにより「ミニカ72」に

三菱 ミニカ73 (2代目 1972)

次いで1971年9月のマイナーチェンジにより「ミニカ72」に移行、内外装の変更が行われた他、スポーティデラックスが廃止されました。そして1972年10月に後継モデル「ミニカF4」が発売された後も、エンジンを2G10-5型(最高出力31ps/最大トルク3.7kgm)に置換した「ミニカ73」にマイナーチェンジした上で継続販売されました。

三菱 ミニカ バン (2代目 1973)

但し、ミニカシリーズの廉価版としての位置付けとなった為、セダンのグレード体系はスタンダード/デラックスの2タイプに整理されました。そして1973年10月にセダンの生産を終了、バンは上級グレード「カスタム」を追加した上で生産が継続されました。そして1976年、新規格に対応する為エンジンを470cc4ストローク直2SOHCの2G22型(最高出力28ps)に置換した「ミニカ5バン」にマイナーチェンジされました。

三菱 ミニカ 55バン (2代目 1977)

更に1977年には、エンジンを550ccに拡大した2G23型(最高出力29ps)に置換した「ミニカ55バン」に移行しました。そして1981年9月に、後継モデル「ミニカ・エコノ」の発売に伴い生産終了となりました。

型式: A100/101・A100/101V・H-A104/105V・J-A106V

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