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トヨタ MR2 (初代 AW10/11 1984-1989):国産市販車初のミッドシップスポーツとしてデビュー

トヨタ MR2 1985-89 US仕様

トヨタ MR2 1985-89 US仕様

トヨタの2シータースポーツカー「MR2」の初代モデルは、1984年6月に発売されました。国産車として初のミッドシップレイアウト(MR方式)を採用した画期的なモデルで、日本の道路事情に適したコンパクトなサイズや低廉な価格設定から一定の人気を獲得した他、同年の日本カーオブザイヤーを受賞するなど評論家筋からも高い評価を受けました。

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X1/9の影響が感じられるボディ

スタイリングは、同じくMR方式を採用する「ベルトーネX1/9」の影響が感じられるプロポーションを持つものの、デチャッタブルトップのX1/9とは異なり固定ルーフが基本でした。ボディサイズは全長3,925mm×全幅1,665mm×全高1,250mmで、X1/9よりも全幅と全高がやや大きく、ホイールベースも100mm以上長い2,320mmでした。車両重量は初期型の場合920~960kgと軽量で、X1/9最終型と大差ないものでした。

トヨタ MR2 1985-89 US仕様

トヨタ MR2 1985-89 US仕様

又、サスペンション形式もX1/9同様の4輪ストラット式でした。搭載されるパワートレインは、コストダウンの為E80型「カローラ」の物が流用されました。発売当初ラインナップされたのは、1.5L直4SOHCの3A-LU型(最高出力83ps/5,600rpm・最大トルク12kgm/3,600rpm)と1.6L直4DOHCの4A-GELU型(最高出力130ps/6,600rpm・最大トルク15.2kgm/5,200rpm)で、前者はX1/9最終型に近いスペックでした。

トヨタ MR2 1985-89 US仕様

トヨタ MR2 1985-89 US仕様

トランスミッションは5速MTが基本で、他に4速トルコン式ATも設定されました。グレード体系は、1.5Lエンジン搭載の「S」と1.6Lエンジン搭載の「G」及び「G-Limited」の3種類で、「G」と「G-Limited」には「ムーンルーフ」(サンルーフ)装着車が設定されました。そして1985年に一部改良を行い、ブラック仕上げだった前後バンパーとスポイラーがボディ同色に変更されました。

トヨタ MR2のCM

新車情報’84 トヨタMR2 AW11

M/CでTバールーフとスーパーチャージャー車を追加

次いで1986年にビッグマイナーチェンジを実施し、インパネのデザインが刷新されました。同時に、「G」及び「G-Limited」に従来のムーンルーフに代わりTバールーフ装着車が設定されると共に、1.6L直4スーパーチャージャー仕様の4A-GZE型エンジン(最高出力145ps/6,400rpm・最大トルク19kgm/4,400rpm)搭載車が追加されました。車両重量は、最も重いグレードで1,120kgになりました。

トヨタ MR2 1985-89 US仕様

トヨタ MR2 1985-89 US仕様

又、4A-GZE型エンジン搭載車に専用のサスペンションとリアスタビライザーなどを備える「ADパッケージ仕様車」が設定されました。その他では、カタログ上の馬力・トルクが従来のグロス表記からネット表記に変更された為、見掛け上のスペックが低下しました。(※3A-LU型エンジンの場合、最高出力130ps→120ps/最大トルク15.2kgm→14.5kgm)

トヨタ MR2 1985-89 US仕様

トヨタ MR2 1985-89 US仕様

又、度々専用の内外装を備える特別仕様車が発売され、1985年に「ホワイトランナー」が、1986年に「ブラックリミテッド」が、1988年に「スーパーエディション」が、1989年に「スーパーエディションⅡ」が設定されています。

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