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日産 グロリア (3代目 1967-1971):縦型4灯式ヘッドランプが備わるモノコックボディを採用 [A30]

1959年にプリンス自動車工業のプレステージセダンとして初代モデルがデビューした「グロリア」は、日産自動車に吸収合併された翌年の1967年4月に2度目のフルモデルチェンジが実施され、3代目モデルに移行しました。ボディが独立したフレームを持たないモノコック構造に進化した他、縦型4灯式ヘッドランプ採用によるアメリカ車風のスタイリングが備わるが特徴でした。

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セダンとバンを用意

ボディタイプは4ドアセダンと4ナンバーの5ドアバンの2タイプで、5ナンバーの5ドアステーションワゴンは廃止されました。ボディサイズは全長4,690mm×全幅1,695mm×全高1,445mm(セダン)/1,500mm(バン)で、先代から全長が若干拡大されると共に、セダンは全高がより低く設定されました。又、ホイールベースは10mm延長され2,690mmとなりました。

サスペンション形式は、フロントは先代同様のダブルウィッシュボーン式を踏襲する一方、リアは独創的なド・ディオンアクスル式から一般的なリジッド・リーフ式に変更されました。駆動方式はFRを踏襲し、エンジンは当初2L直4OHVのH20型と先代からキャリオーバーされた2L直6SOHCのG7型の他、タクシー向けにH20型LPG仕様が用意されました。

最高出力/最大トルクはH20型(ガソリン仕様)が92ps/16kgmで、G7型のセダン用が105ps/16kgm、ワゴン用が100ps/15.4kgmでした。トランスミッションは全車コラム式で、3速/4速MTとボルグワーナー製3速トルコン式ATが設定されました。グレード体系は、セダンにはH20型エンジン搭載のベースグレードとG7型エンジン搭載の「スーパー6」「スーパーデラックス」がラインナップされました。

一方バンは、H20型エンジン搭載のベースグレードとG7型エンジン搭載の「デラックス」のラインナップでした。装備面では、セダン・スーパー6/スーパーデラックスに歴代グロリア初のフロント・ディスクブレーキが採用されました。更にスーパーデラックスは前席セパレートシートを採用し唯一の5人乗り仕様となる他、後席用のラジオやシガーライターなどが装備されました。

M/Cで6気筒車のエンジンを刷新

そして1968年10月にマイナーチェンジが実施され、内外装デザインの変更と共にATが自社製に変更されました。同時に、スーパーデラックスに前席セミセパレートシート採用の6人乗り仕様が追加されました。次いで1969年11月に2度目のマイナーチェンジが実施され、再度内外装デザインの変更を受けると共に、6気筒車のエンジンが新世代のL20型に置換されました。

ハイオク仕様(最高出力125ps/最大トルク17kgm)とレギュラー仕様(最高出力115ps/最大トルク16.5kgm)が用意され、前者はセダン・スーパーデラックス及び新設定されたパワーステアリング・パワーウィンドウ装備の最上級グレード「スーパーデラックス・ロイヤル仕様」に、後者はセダン・スーパー6及びバン・デラックスに搭載されました。

続いて1970年10月、スーパーデラックス・ロイヤル仕様をベースに一段と豪華な内外装や装備を奢った「スーパーデラックスGL」が追加されました。そして翌1971年2月にフルモデルチェンジが実施され、「セドリック」の姉妹車種となった4代目230型に移行しました。

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