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ルノー30 (トラント 1974-1983):3社共同開発のエンジンを搭載した大型ハッチバック車

ルノー 30TS (1975)

ルノーは1974年のパリ・サロンにおいて、同社として戦後初となる大型乗用車「30(トラント)」を発表しました。プジョー、ボルボと共同開発したV6エンジンを採用した事や、このクラスとしては画期的な2ボックス型5ドアハッチバックボディを採用した事が特徴で、追って直4エンジンを搭載した弟分「20」もリリースされました。

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4輪独立懸架を採用

ルノー 30TS (1975)

直線基調のシャープなフォルムが備わる6ライトウィンドウ・ボディは、全長4,520mm×全幅1,732mm×全高1,431mmのディメンションと、2,671mmのホイールベースを持っていました。それまで同社のトップモデルであった「15/17」と比較すると、ボディサイズは一回り大きく、ホイールベースも200mm以上長いものでした。

ルノー 30TS (1975)

サスペンション形式は、フロント:ダブルウィッシュボーン/コイル式・リア:トレーリングリンク付マクファーソンストラット/コイル式による4輪独立懸架が採用されました。駆動方式は15/17などの下位モデルと同様FFで、エンジンは当初2.7L V6SOHCシングルキャブレター仕様(最高出力131hp/最大トルク20.5kgm)が搭載されました。

トランスミッションは4速MTと3速トルコン式ATが設定され、最高速度はそれぞれ187km/h、180km/hでした。ステアリング形式はパワーアシスト付のラック&ピニオン式で、ブレーキは4輪ディスク式が、タイヤは175HR14サイズのラジアルが採用されました。グレードは当初「TS」のみのモノグレード設定で、装備面では前席パワーウィンドウや集中ドアロックが採用されました。

燃料噴射仕様やディーゼル車を追加

ルノー 30 Turbo-D (1982)

その後、1976年にインパネの意匠が変更されると共に、最高出力が125hpに下げられました。次いで1978年には、リアフォグランプと後席シートベルトが追加されると共に、最高出力が128hpに引き上げられました。更に同年、ボッシュKジェトロニック燃料噴射装置の採用によりアウトプットを最高出力143hp/最大トルク22.2kgmに高めた上級グレード「TX」が追加されました。

トランスミッションは5速MT又は3速トルコン式ATとの組み合わせで、後者の最高速度は182km/hでした。又、装備面ではアルミホイールや電動サンルーフ、後席パワーウィンドウなどの採用によりTSとの差別化が図られました。続いて1979年に内装デザインが一新され、翌1980年にはグレードがTXに一本化されると共にバンパーの形状が変更されました。

ルノー 30 Turbo-D (1982)

次いで1982年、2.1L直4SOHCディーゼル・インタークーラーターボエンジン(最高出力86hp/最大トルク18.5kgm)を搭載し、リアブレーキをドラム式にダウングレードした「ターボディーゼル」が追加されました。そして翌1983年11月、後継モデル「25」にバトンタッチして生産終了となりました。

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