[PR]記事内に広告が含まれています。

ルノー カングー (初代 1997-2008):日本を含め世界的なヒット作となったハイト系MPV

ルノー カングー 1997

ルノーは1997年、新型ハイト系MPV「カングー」及びその商用版「カングーエクスプレス」を発表、翌1998年に販売を開始しました。優れたスペースユーティリティやハイト系モデルの水準を超える操縦安定性・乗り心地などが評価され、フランス本国のみならず世界的なヒット作となりました。日本にも正規輸入され、ルノー・ジャポンのドル箱的な存在となりました。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

2種類のテールゲートを設定

ボディタイプは、後席用スライドドアが片側のみに備わる4ドアと両側に備わる5ドアが用意される他、テールゲートは跳ね上げ式と観音開き式を選択する事が出来ました。又、カングーエクスプレスには後席用ドアを持たない3ドア仕様も用意されました。ボディサイズは、全長3,995mm×全幅1,663mm×全高1,827mmという全幅よりも全高の高いディメンションが特徴でした。

ルノー カングー 1997

又、プラットフォームはBセグメント・コンパクトカー「クリオ」からの流用で、フロント:マクファーソンストラット式、リア:トレーリングアーム/トーションバー式のサスペンション形式も踏襲されたものの、ホイールベースはそれよりも130mm程長い2,600mmに設定されていました。駆動方式は、当初はクリオ同様FFのみの設定でした。

エンジンは、まず1.2L SOHC(最高出力58hp/最大トルク9.5kgm)、同DOHC(最高出力75hp/最大トルク10.7kgm)、1.4L SOHC(最高出力75hp/最大トルク11.6kgm)の直4ガソリンと、1.9L直4SOHCディーゼル(最高出力65hp/最大トルク12.3kgm)が用意されました。トランスミッションは当初は5速MTのみの設定だったものの、追って4速トルコン式ATが追加されました。

ルノー カングー 1997

一方、室内は2列シート5人乗り(カングーエクスプレスは2人乗り)仕様で、前席上部にトレイが、後席左右に旅客機のようなコンソールボックスが装備されるなど、高いユーティリティを備えていました。グレード体系は、下から「オーセンティック」「オーセンティック・パック」「コンフォート・エクスプレッション」「ルクス・プリヴィレージュ」の4タイプがラインナップされました。

4WDモデルを追加

その後、2000年に1.6L直4DOHCガソリンエンジン(最高出力95hp/最大トルク15.1kgm)が追加され、翌2001年には1.5L(最高出力65hp/最大トルク16.3kgm)及び1.9L(最高出力80hp/最大トルク16.3kgm)の2種類の直4SOHCディーゼルターボエンジンと、オンデマンド型フルタイム4WD方式採用の「4×4」が追加されました。

ルノー カングー 2004

次いで2003年と2005年にフェイスリフトが実施された後、2008年にフルモデルチェンジが実施され、現行型に移行しました。初代カングーが日本市場に初上陸したのは、欧州でのデビューから4年が経過した2002年3月の事でした。日本仕様は全てガソリンエンジン搭載5ドア仕様で、まず1.4Lエンジン+4速トルコン式AT搭載車(跳ね上げ式テールゲート仕様・モノグレード)が導入されました。

ルノー カングー 2004

次いで2003年8月、フェイスリフト版に切り換えられると共に、エンジンが1.6Lに置換されました。同時に、跳ね上げ式テールゲートの「ハッチバックドア」と観音開き式テールゲートの「ダブルバックドア」が選択出来るようになりました。追って同年12月には、5速MT仕様(ダブルバックドアのみ)が追加されました。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

ルノーその他時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ