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ルノー ウインド (2010-2012):トゥインゴがベースのクーペカブリオレ

ルノー ウインド (2010)

ルノーは2010年3月に開催されたジュネーブ・ショーにおいて、2004年に発表したオープン2シーターのコンセプトモデル「ウインドコンセプト」をベースに市販モデルに昇華させた「ウインド」を発表、同年に欧州での販売を開始しました。ルノースポールが開発に携わり、基本コンポーネンツはコンパクトカー「トゥインゴ」からの流用ながら本格派スポーティモデルに仕上げられていました。

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電動リトラクタブルルーフを採用

ルノー ウインド (2010)

ボディタイプはロードスターであったウインドコンセプトに対し、電動リトラクタブルルーフが備わるクーペカブリオレとなった他、スタイリングも一見ファストバック風に見えるBピラーのデザイン処理が施されるなど、大きく変貌しました。リトラクタブルルーフは、シンプルな機構の採用により僅か12秒で開閉する事が可能でした。

ルノー ウインド (2010)

ボディサイズは全長3,822mm×全幅1,698mm×全高1,415mmで、トゥインゴに対し全長が200mm以上長く、全高は40mm以上低いディメンションでした。又、車両重量はトゥインゴよりも100kg以上重い1,131~1,173kgとなっていました。駆動方式は外観からはMR方式のようにも見えるものの、トゥインゴと同様のFFが踏襲されていました。

用意されるエンジンは2種類

ルノー ウインド (2010)

エンジンはトゥインゴに搭載されるユニットの中から、1.1L直4SOHC16Vターボと1.6L直4DOHC16V NAが採用されました。アウトプットもトゥインゴに搭載されるものと同一で、それぞれ最高出力99hp/最大トルク15.5kgm、最高出力131hp/最大トルク16.3kgmのスペックした。トランスミッションは、共に5速MTのみの設定でした。

ルノー ウインド Gordini (2011)

動力性能は、前者は最高速度190km/h・0-100km/h加速10.5s、後者は最高速度201km/h・0-100km/h加速9.2sとなっていました。サスペンション形式は、フロント:マクファーソンストラット式/リア:ツイストビーム式で、ブレーキは全車にフロントがベンチレーテッド型の4輪ディスク式が採用されました。その後、専用のボディ加飾が備わる「ゴルディーニ」が追加された後、2012年に生産終了となりました。

日本には1.6L車が上陸

ルノー ウインド Gordini (2011)

日本市場には2011年7月、1.6Lエンジン搭載のベースグレード(グレード名無し)と、1インチアップの17インチアルミホイールやヒーター付本革シートなどが備わる30台限定の発売記念モデル「ウインドコレクション」が上陸しました。そして2012年3月に、ベースグレードに代わり「ゴルディーニ」の導入が開始されました。

同時に安全装備の強化が図られ、従来のSRSデュアル&サイドエアバッグシステムやEBD付ABSに加え、横滑り防止装置「ESP」やブレーキアシストシステム「EBA」が追加されました。販売は、在庫分が完売した2013年5月をもって終了となりました。

ルノー ウインド (2012)の口コミ評価:新車購入インプレッション

これまでの車人生において、3台のオープンカーに乗りましたが、その最後の1台がルノー・ウインド(型式ABA-ENK4M)です。購入したモデルは2012年式で、ルノーの正規ディーラーより新車で手に入れました。

価格は、オプションのスポーツマフラーとカーナビ、及びバックカメラを付けて、総額で330万円程でした。本当は、シートヒーターの付く限定モデルが欲しかったのですが、既に完売で手に入らず、通常モデル「1.6」で妥協しました。

購入の経緯ですが、その少し前にスマートフォーツーを購入しており、それ1台で何処にでも出掛けていたのですが、さすがに高速道路を利用してのロングドライブには不向きな為、もう1台買い増しする事にしました。以前乗っていた事のあるコペンのオープン走行が気持ち良かったので、再度オープンスポーツカーを検討した結果、白羽の矢が立ったのが、ルノー・ウインドでした。

マツダ・ロードスターも検討したのですが、当時既に新型の噂が出始めており、買った後程なくして新型が出たら悔しいので、そちらは止めました。ウインドの最大の魅力のポイントは、スタイリングとコンパクトなボディサイズです。

ミッドシップのように見える遊び心あるスタイリング

スタイリングは、やはり国産車とは一味違うセンスを感じさせ、大人が乗っても様になるのが嬉しい点でした。又、FF方式なのに、わざとミッドシップのように見える雰囲気を持たせており、そうした遊び心にも惹かれました。

そして、ボディサイズは昨今では珍しい5ナンバーサイズで、狭いワインディングロードを走るには大きな武器になると考えました。ただ、Bピラーが太く、リアウィンドウが小さい為、後方及び斜め後方視界が不安でしたが、試乗した結果何とかなる範疇だと感じたので、購入に踏み切りました。

FFとは思えない程グイグイ曲がるハンドリング

納車されると、すぐに筑波パープルラインまで走りに行きました。そこで感じた事は、エンジンは1.6LのNAながら十分な力があり、上り坂でも痛痒を感じない事と、FFとは思えない程グイグイ曲がるハンドリングの良さでした。特に、ハンドリングはさすがゴルディーニが設計に携わっているだけの事はあると、膝を打ちたくなりました。とにかく、アンダーステアやタックインなどは殆ど感じられず、思った通りのラインをトレース出来るのが快感でした。

ただ、購入当初は、ミッションをセカンドからサードに入れる際、引っ掛かってうまく入らない事があり、この点だけは少々気になりましたが、慣らしが進行するとその問題もほぼ解消しました。

そして、ボタンひとつでスピーディーに屋根が開く点もウインドの魅力の一つで、かつタルガトップ風である為、オープン時にも適度な囲まれ感があるのもメリットでした。現在は手放してしまいましたが、なかなか個性的で面白い車だったので、今になって少々後悔しています。

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