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ロールス・ロイス シルヴァーシャドウ (1965-1977):同社初のモノコックボディや4輪独立懸架を採用

ロールス・ロイスは1965年、従来の「シルヴァークラウド」シリーズに代わる新型乗用車「シルヴァーシャドウ」を発売しました。基本設計を1955年にさかのぼり、独立したフレームやリジッド・アクスル式のリア・サスペンションが備わる保守的な設計のシルヴァークラウドから一転し、同社初のモノコック・ボディや4輪独立懸架方式を採用した近代的な構造となりました。

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モダンなスタイリングに変貌

ボディタイプは、ロールス・ロイス自身の手により製造される4ドアセダンのほか、コーチビルダーの手により2ドアクーペや2ドアドロップヘッドクーペ(カブリオレ)も制作されました。また、エクステリア・デザイン面でも構造面同様に大幅なリニューアルが図られ、それまでの丸みを帯びたフォルムから直線基調のスクエアなフォルムに変貌を遂げました。

同時に、ボディ側面の造形も完全にフラッシュサイド・フルワイズ化されました。プラットフォームは当初は標準ホイールベース仕様のみの設定で、セダンのボディ・ディメンションは全長5,169mm×全幅1,829mm×全高1,518mm、ホイールベース3,035mmでした。シルヴァークラウドと比較すると全ての項目において縮小され、特に全高は100mm以上低められていました。

4輪ディスク・ブレーキを採用

サスペンション形式は、フロントはダブルウィッシュボーン/コイル式が踏襲され、リアはそれまでの古典的なリジッド・リーフ式に代わりセミトレーリングアーム/コイル式が採用されました。さらに、シトロエンが開発した油圧式サスペンション「ハイドローリック・システム」が採用されたこともトピックでした。また、ブレーキにも改良のメスが入れられ、それまでの4輪ドラム式から4輪ディスク式にアップグレードされました。

駆動方式はコンベンショナルなFRを踏襲し、エンジンも6,227ccV型8気筒OHVがキャリオーバーされました。9:1の圧縮比にも変更はなく、キャブレターも引き続きSUツイン・キャブレターが装備されました。最高出力はそれまでと同様、同社の恒例に従い公表されませんでした。トランスミッションは、イギリス国内仕様には従来同様の4速ATが、アメリカ向け輸出仕様車にはGM製3速ATが組み合わせられました。

ロングホイールベース版を追加

国内仕様のパフォーマンスは、最高速度はそれまでより6km/h高い193km/hに向上した一方、0-60mph加速は0.1s遅い10.9sとなっていました。また、タイヤはそれまでよりもワイドな8.45-15サイズが装着されました。その後1969年に、ホイールベース3,137mmのロングホイールベース仕様がカタログモデル化されたほか、排出ガス規制に対応した6,750ccエンジン搭載モデルが設定されました。

次いで1973年、クーペとカブリオレにマイナーチェンジが実施されると同時に「コーニッシュ」と名付けられ、シルヴァーシャドウから独立しました。一方、セダンボディのみとなったシルヴァーシャドウは1977年にビッグマイナーチェンジを受け、「シルヴァーシャドウⅡ」および「シルヴァーレイスⅡ」に移行しました。

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