[PR]記事内に広告が含まれています。

TVR タスミン (1980-1984):従来のTVR車のイメージを覆すスタイリングを採用

TVR タスミン 280i 2+2 Coupe (Series I) (1980)

イギリスのスポーツカー専門メーカーであったTVRは、1980年に新型スポーツカー「タスミン」をリリースしました。1972年に発売した「Mシリーズ」の後継モデルで、同社伝統の鋼管スペースフレーム+FRPボディの基本構造を踏襲しながら、古典的な雰囲気を持っていた従来のTVR車とは全く異なるモダンなスタイリングが与えられました。

新車購入ガイド:【2023最新】フェアレディZの値引き 納期 乗り出し価格

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

リトラクタブルヘッドランプを採用

TVR タスミン 280i Convertible (Series I) (1980)

Mシリーズ用を改良したシャシーに架装されるボディは、当初は2シーター仕様の3ドア・ハッチバッククーペのみの設定であったものの、追って「+2」と呼ばれる2+2シーター仕様と、2ドア・2シーター仕様のコンバーチブルが追加されました。エクステリア・デザインは、直線基調のシャープなボディラインとリトラクタブルヘッドランプ採用による低いノーズが特徴でした。

TVR タスミン 280i Coupe (Series I) (1980)

空力特性向上にも力が注がれ、Cd値は0.37を実現していました。ボディサイズは全長4,013~4,090mm×全幅1,727mm×全高1,194mmで、Mシリーズから全長と全幅が拡大されていました。ホイールベースは2,388mmで、Mシリーズから100mmほど延長されました。車両重量は若干増加したものの、絶対的には軽量な1,050~1,065kgでした。

新車購入ガイド:【2023最新】GR86の値引き 納期 乗り出し価格

フォードまたはローバー製エンジンを搭載

TVR タスミン 280i Coupe (Series I) (1980)

サスペンション形式は、フロントにダブルウィッシュボーン式、リアにセミトレーリングアーム式が採用されました。駆動方式はコンベンショナルなFRが踏襲され、フロント・フードには2.8L V6OHVボッシュKジェトロニック燃料噴射仕様の「フォード・ケルン・エンジン」(最高出力162ps/最大トルク22.4kgm)が搭載されました。このモデルは、「280i」と名付けられました。

トランスミッションも同様にフォード製で、4速または5速のMTと、TVR初の3速トルコン式ATが設定されました。標準仕様となる4速MT仕様のパフォーマンスは、最高速度が209km/h、0-60mph加速タイムが8.7sでした。ステアリング形式はパワーアシストを持たないラック&ピニオン式で、ブレーキは4輪ディスク式が採用されました。

TVR 350i Convertible (1984)

また、ホイール&タイヤは、前後とも7J×14インチホイールとダンロップ製205/60VR14タイヤの組み合わせが装着されました。そして翌1981年に、2L直4OHVウェーバー・シングルキャブレター仕様の「フォード・ピント・エンジン」(最高出力99ps/最大トルク15.5kgm)を搭載し、最高速度185km/hの性能を持つエントリーモデル「200」が追加されたものの、短期間販売されたのみで廃止されました。

TVR 350i Convertible (1984)

次いで1983年には、ローバー製の3.5L V8OHVエンジン(最高出力200ps/最大トルク30.4kgm)を搭載し、最高速度246km/h・0-60mph加速6sの性能を持つ「350i」が追加されました。そして1984年、車名からタスミンの文字が消え、単なる「280i」および「350i」が正式名称となりました。

新車購入ガイド:【2023最新】GRスープラの値引き 納期

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

その他メーカー時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ