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ボルボ 120/アマゾン (1956-1970):同社初の戦後設計モデルとして誕生

ボルボ・カーズは1956年、同社初の戦後設計モデルとなる乗用車「アマゾン」をリリースしました。戦時中の設計による「PV444」がデビューして以来10年ぶりのニューモデルで、発表直後に西ドイツ(当時)の2輪車メーカーであったクライドラー社がアマゾンの車名を登録している事が判明した為、輸出向けモデルは「120」と命名されました。

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PV444よりもモダンかつ洗練

ボディタイプはPV444が2ドアセダンであったのに対し、4ドアセダンとなりました。スタイリングは、フラッシュサイド・フルワイズボディや一体もののフロント及びリアウィンドウの採用により、PV444よりも遥かにモダンかつ洗練されたものとなりました。ボディサイズは全長4,440mm×全幅1,630mm×全高1,440mmで、PV444より長く広く、そして低いディメンションになりました。

一方、2,600mmのホイールベースはPV444と同一でした。サスペンション形式は、フロント:ウィッシュボーン/コイル式・リア:リジッドアクスル/コイル式が踏襲されました。駆動方式はFRを踏襲し、エンジンは当初、PV444に搭載される1.4L直4OHVのB14B型をベースに排気量を1.6Lに拡大したB16A型(最高出力60ps/最大トルク11.3kgm)が採用されました。

組み合わせられるトランスミッションは、当初PV444と同様3速MTでした。一方室内は、乗車定員がPV444の4名から5名となった他、インパネの意匠が一新されると共に、新たに水温計・油圧計・電流計・燃料計などが装備されました。その後1958年春に、パワートレインがB16B型エンジン(最高出力85s/最大トルク12kgm)と4速MTの組み合わせに変更されました。

追って同年夏には、当時他社では採用例のなかったシートベルトが標準装備されました。次いで1961年8月に搭載エンジン及びモデル名が変更され、1.8L直4OHVのB18A型(最高出力75ps/最大トルク14.5kgm)を搭載する「120E」及びB18D型(最高出力90ps/最大トルク14.5kgm)を搭載する「120ES」となりました。

2ドアセダンとステーションワゴンが追加

更に同年10月に2ドアセダン「121」が、翌1962年2月には5ドアステーションワゴンの「P220コンビ」がラインナップに加わりました。続いて1963年8月、2ドア/4ドアセダンにB18D型エンジンを搭載し外観を一部変更した「122S」が追加されると同時に、4ドアセダンにボルグワーナー製3速トルコン式ATが設定されました。

次いで1967年、スポーツクーペ「P1800」と共通のB18B型エンジン(最高出力96ps/最大トルク14.5kgm)を搭載し、最高速度175km/hの性能を持つ「123GT」が追加されました。そして1969年に122S/123GTのエンジンが2L直4OHVのB20型エンジン(最高出力118ps/最大トルク17kgm)に置換された後、翌1970年をもって生産終了となりました。

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