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フォルクスワーゲン タイプ2 (T1 1950-1967):タイプ1がベースのキャブオーバー型商用車

フォルクスワーゲンは戦後間もない1946年、戦前に設計された大衆車「タイプ1(ビートル)」の量産を開始、それから4年後の1950年には、タイプ1をベースとしたキャブオーバー型商用車「タイプ2」をリリースしました。タイプ1から強化が図られた同一シャシーに様々な種類のボディが架装され、その実用性の高さからタイプ1に劣らぬロングセラーカーとなりました。

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まずパネルバンが登場

まず最初に登場したのは、ワンボックス型ボディの2ドアパネルバン「トランスポーター」で、エクステリア面では丸みを帯びたファニーなフロントパネルと分割式のフロントウィンドウが特徴でした。ボディサイズは全長4,280mm×全幅1,720mm×全高1,940mmで、タイプ1に対しそれぞれ250mm×180mm×440mm大きいディメンションでした。

ホイールベースは同一の2,400mmで、車両重量は200kg近く増加し920kgとなっていました。そして翌1951年、5ドア9人乗りのマイクロバス仕様車「サンバ・バン」が追加されました。その後、4/5ドアの貨物仕様車「デリバリーバン」や貨客両用の「コンビ」、後部を荷台に改装した2/4ドア「ピックアップ」などが次々とリリースされました。

その他、キャンピングカー仕様車やダンプカー、高所作業車、救急車仕様など、様々なタイプの特装車も製造されました。メカニズム面では、1.1L空冷水平対向4気筒OHVエンジン(最高出力25ps/最大トルク6.8kgm)をリアに搭載するRR方式はタイプ1と共通となる一方、全段ノンシンクロのフロア式4速MTはリダクションハブの採用によりギアレシオが下げられました。

動力性能の面では、重く空気抵抗が大きいボディや前述のローギアード化などが相まってタイプ1から低下し、最高速度は10km/h低い90km/hに留まりました。サスペンションは、形式こそタイプ1と共通のフロント:トレーリングアーム/トーションバー式・リア:スウィングアーム/トーションバー式ながら、積載時の荷重に対応する為スプリングレートの強化が図られていました。

排気量拡大によりアウトプットを強化

その後、エンジンは排気量が1.2Lに拡大され、最高出力も最終的に40psまで強化されました。更に1962年には、最高出力42psを発生する1.5Lエンジン搭載車が追加されました。タイプ1は発売と同時に世界中で人気を博し、ブラジルでは1953年からノックダウン生産が開始されました。日本においても、1953年にヤナセの手により輸入が開始されました。

そして1967年にフルモデルチェンジが実施され、通称レイトモデルと呼ばれるT2型にバトンタッチされました。現在のビンテージカー市場においては、T1型は通称アーリーモデルと呼ばれ、愛嬌のあるフロントマスクからそれ以降のモデルよりも高い人気を保っています。

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