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フォルクスワーゲン タイプ2 (T2 1967-1979):エクステリアデザインを刷新し排気量を拡大

大衆車「タイプ1(ビートル)」をベースとしたキャブオーバー型商用車として1950年に誕生した「タイプ2」は、1967年に17年ぶりのフルモデルチェンジが実施され、通称「レイトモデル」と呼ばれるT2型に移行しました。基本メカニズムこそ従来のT1型から大きな変更は無かったものの、外装デザインの刷新など随所にリフレッシュが図られました。

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フロント廻りのイメージを一新

スタイリングは、フロントパネルがT1型よりも平板になると共に、ターンシグナルランプの位置がヘッドランプ上部から下部に移動された他、形状も丸型から矩形に変更されました。更に分割式だったフロントウィンドウが一体型となり、フロントウィンドウ下部にベンチレーション用のスリットが新設されるなど、フロント廻りのイメージは一新されました。

又、4ドアデリバリーバン/マイクロバスはボディ側面の窓の数が減らされ、T1型の8/10ライトウィンドウから6ライトウィンドウとなりました。ボディタイプは、他に2/3ドアピックアップがラインナップされました。ボディサイズは全長4,505mm×全幅1,720mm×全高1,940mmで、T1型から全長が225mm延長されました。

ホイールベースは2,400mmで、変更はありませんでした。駆動方式はRRを踏襲し、エンジンは引き続き空冷水平対向4気筒OHVが搭載されたものの、非力な1.2Lは廃止され1.5L(最高出力44ps/最大トルク10.2kgm)に一本化されました。トランスミッションは、T1型同様フロア式4速MTが組み合わせられました。

サスペンション形式はフロント:トレーリングアーム/トーションバー式・リア:スウィングアーム/トーションバー式が踏襲され、ステアリング形式はウォーム&ナット式からウォーム&ローラー式に変更されました。又、ブレーキはT1型同様4輪ドラム式で、4.5J×15サイズのホイールと6.40-15サイズのタイヤも変更はありませんでした。

改良で排気量を拡大

そして翌1968年、エンジンがボアアップ版の1.6L(最高出力48ps)に置換されると共に、前輪ディスクブレーキが設定されました。次いで1972年の一部改良でリアコンビネーションランプが大型化されると共に、エンジンの最高出力が50psに向上しました。同時に、1968年にデビューした乗用車「タイプ4」用の1.7Lエンジン(最高出力81ps)が設定されました。

続いて翌1973年にも一部改良が実施され、フロントターンシグナルランプの位置がヘッドランプ上部に移動されると共に、形状が長方形に変更されました。更に、エクステリア面では前後のバンパーが大型化された他、機構面では新たに3速セミAT「スポルトマチック」仕様が設定されました。

そして1979年にフルモデルチェンジが実施され、エンジンを水冷化したT3型に移行しました。その一方で、ノックダウン方式による生産が行わたブラジル仕様は本国より8年遅れて1975年にT2型に切り替えられ、その後独自の進化を遂げて2013年まで生産されました。

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