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ランボルギーニ 350GT/400GT (1964-1968):ランボルギーニ製市販モデルの第1世代

ランボルギーニ 350GT 1964-66

ランボルギーニ 350GT 1964-66

1962年に設立されたランボルギーニ社は、1963年10月に開催されたジュネーブショーで同社初のプロダクトとして2ドアグランツーリスモ「350GTV」を出展しました。そして翌1964年5月に、それをベースにモディファイを施した「350GT」が、記念すべき市販モデル第1弾として発売されました。更に1966年のジュネーブショーで、改良版の「400GT」が発表されました。

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先進的な車体構造

350GTVの車体は、マルチ・チューブラ・フレームと4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを組み合わせたシャシーに、アルミ製ボディが架装される先進的な構造でした。スタイリングは、ロングノーズ・スモールキャビンの個性的なプロポーションを持つ他、リトラクタブルヘッドランプを備えていました。ボディサイズは全長4,500mm×全幅1,730mm×全高1,220mmでホイールベースは2,450mm、車両重量は980kgでした。

ランボルギーニ 350GT 1964-66

ランボルギーニ 350GT 1964-66

インテリアは、大型の速度計と回転計、その間に挟まれた小型の油圧計がドライバー正面に、その他の4つのメーターがコンソールボックス上に配置される独特なコクピットを持ち、乗車定員は2人でした。駆動方式はコンベンショナルなFRで、パワートレインは自社開発による3.5L V12DOHCエンジンとZF製5速MTの組み合わせでした。

ランボルギーニ 350GT 1964-66

ランボルギーニ 350GT 1964-66

ランボルギーニ 350GTの走行シーン

市販バージョンは仕様を大幅に変更

エンジンのスペックは最高出力360hp/8,000rpm・最大トルク33kgm/6,000rpmで、ライバルと目された「フェラーリ・250GT」の280hpを大きく凌ぐものでした。又、ブレーキはガーリング製の4輪ディスクブレーキが奢られました。そして市販型の350GTでは、全長が140mm、全高が65mm、ホイールベースが100mm拡大され、車両重量が1,050kgに増加しました。

ランボルギーニ 400GT 1965-66

ランボルギーニ 400GT 1965-66

スタイリングの面でも、ヘッドランプが固定2灯式に変更された他、リアクォーターウィンドウが拡大されるなど随所に変更が行われました。又、2シーター仕様に加え、1人用のリアシートが備わる2+1仕様が追加されました。エンジンは最高出力270hp/6,500rpm・最大トルク33kgm/4,000rpmにデチューンされたものの、最高速度250km/hの性能は市販車としてトップレベルのものでした。

ランボルギーニ 400GT 2+2 1966-68

ランボルギーニ 400GT 2+2 1966-68

次いで1965年に、前年に発売されたフェラーリのニューモデル「275GTB」に対抗すべく、エンジンをボアアップにより4Lに拡大し、アウトプットを最高出力320hp/6,500rpm・最大トルク38kgm/4,500rpmまで高めたバージョンが追加されました。350GTは、その後のマイナーチェンジによりフロントバンパーが一体式から左右分割式に変更された他、フロントグリルの意匠が変更されました。

ランボルギーニ 400GTの走行シーン

更に400GTでは、エンジンは350GTの4L版と同一ながら、キャビンが若干拡大され2+2仕様となった他、ボディ素材がスチール製に変更された為車両重量が1,240kgまで増加しました。外観上は、4灯式ヘッドランプの採用により350GTとの差別化が図られました。そして350GTは1967年、400GTは1968年に生産終了となりました。生産台数は、350GT 3.5L版が120台、同4L版が23台、400GTが250台でした。

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