街中でも普通に乗れて、高速道路もストレス無く走れるバイクが欲しいなと思っていたところ、ホンダよりNC700Xが発売になると聞いてすぐに注文しました。新車で乗り出し価格が大体70万円程、年式は2012年式でABS無しのモデルでした。
大型バイクとしては破格
なんと言っても価格の安さ!大型バイクとしては破格の価格です。下手な中型バイクよりも安いというのは非常に魅力的です。ただ、安さゆえにチープさを感じる部分もありますが、価格を考慮すれば全く気にはなりません。
特徴としては通常のバイクではガソリンタンクが配置されている場所が収納スペースになっています。フルフェイスヘルメットが入る程の容量があるので、普段の移動や買い物に使う場合には非常に便利な装備です。
基本的に高回転エンジンを得意としているホンダですが、このバイクに関してはそれは当てはまりません。レッドゾーンが6500rpm程と、二輪車にしてはかなり低めになっています。だからといってパワーが無いという訳ではなく、低速域からグングン加速していきます。
低速からトルクで加速
高回転まで回してパワーを稼ぐ、というよりは低速からトルクで加速させていく、というスタイルのエンジンかなと思います。よって高回転までガンガン回したい!というような方にはオススメ出来ないバイクです。
しかし、このエンジン特性により街中でのストップ&ゴーを繰り返すような場面では非常に乗りやすいです。長距離のツーリングも非常に快適です。エンジンを高回転まで回すタイプではなく、振動が少ないのであまり疲労を感じません。
乗車ポジションもアップライトな姿勢ですので非常に楽です。このバイクに乗るようになってから劇的にツーリングに行く回数が増えました。
非常に燃費が良い
また、このバイクは非常に燃費が良いです。私が満タン法で計測した数値だと街中でも30km/lを切ることはまずありませんでした。高速道路を使ったツーリング等であれば35km/l以上走ります。ガソリン価格の上がる昨今、この燃費の良さはかなり助かります。
車体重量は200kgちょっとあるので、それ程軽いという訳ではないのですが、実際は非常に軽く感じます。そのおかげで取り回しは大型バイクとは思えない位に楽です。非力な方でも取り回しに関してはほとんど不安を感じる事は無いと思います。
シート高は若干高めの数字にはなりますが、跨ると結構サスペンションが沈みますので、実際には足つき性は結構良いと思います。不安な方にはローダウン仕様もラインナップされているので、そちらをチョイスするのも良いかと思います。