私は原付バイクを2007年くらいに買いました。ホンダのトゥデイという小さなバイクです。50ccでかなり小さい普通の原付バイクですが、私自身も体が小さいので取り回しもよく、使い勝手もいいので大変重宝しています。その原付バイクを仕事やプライベートで使っていますが、毎回走行距離が長く、片道20~40km近く走ることもよくあります。主な用途は田舎にある私の実家から一番近い地方都市へと向かうことです。大体一ヶ月の走行距離は350~400kmくらいになります。
そのバイクで色んなところに出かけています。私が住んでいるところは九州・熊本の田舎町ですが、海や山や温泉など、軽い気持ちで行けるので手軽な移動手段として大変重宝しています。私の実家の近くにはいくつかの温泉地があるので、よく温泉に入りに行くことがあります。しかし、一回遠くまで行きたくなって、実家から阿蘇を通って黒川温泉まで行きました。
阿蘇へ
熊本県北部の私の実家から、山鹿・菊池という町を通過して阿蘇へ向かいました。季節は3月半ばでしたが、意外と寒くて阿蘇の大観峰を通過する時には周囲の山々や草原は残雪に覆われていました。
冬の大観峰はこんな感じ
大変寒かった記憶があります。そして上り坂が多い山道を原付バイクで走っていたので、エンジンの馬力を超える坂道がほとんどで上り坂でスピードを出すことができずに、ほとんど30km/h近くのゆっくりとしたスピードで上っていった記憶があります。
山道だったのでカーブも多く、また急カーブも多かったのでスピードを落として慎重に走っていた記憶があります。自宅から約2時間半くらいして、目的地の黒川温泉に到着しました。朝早く家を出て、午前中には到着したので温泉にはお客さんもあまりいなかったです。そしてやはり自宅よりも気温が低く、肌寒かった記憶があります。
一日で150~160kmくらいを原付バイクで
そこで温泉に入り、のんびりした時間をしばらく過ごしました。黒川温泉の泉質はさらっとしていて嫌みがなく、お湯の温度も熱過ぎることもなかったので長風呂でものぼせ上がることは全くなかったです。
そうやって旅の疲れを温泉で癒した後で、帰路につきました。よくよく考えてみれば実家から黒川温泉までだいたい片道80kmくらいの旅だったので、一日で150~160kmくらいは原付バイクで走ったことになります。半月分くらいの走行距離を一日で走ったことになり、かなり原付バイクそのものを酷使した旅だったのかもしれません。これから先も、色んなところにこの原付バイクで出かけるつもりです。