あれは3年前、お盆を利用して墓参り。場所が辺鄙なところにあるためバイクで行くことにしました。大阪中央環状線を河内長野方面へしばらく走行、お盆ということもあり比較的車は少なく走行もスムーズに。
信号が赤に変わり車線の先頭で信号待ちをしていたその時、ギギィーとブレーキが滑るような音が背後から…後頭部にすごい衝撃がはしり、自身の身体は愛車ヤマハXG250改を飛び越して交差点の真ん中へ。
意識が朦朧とする中…
最初はなにが起こったのかまったくわからず後頭部を押さえながら道路で倒れ込んでいました。跳んだ先が交差点だったので歩行者の人が道路脇に運んでくれました。意識が朦朧とする中、この事故の当事者が謝罪したり、歩行者の人がこの事故は、「相手方の車が悪い」「この事故で大きな怪我でなくてよかったな~」とか言ってくれましたが、私自身本当に何があったのかさっぱりわからず気がつけば救急車の中に。お盆だったため近場の病院はなく救急センターに運ばれ、脳検査やレントゲン検査を受けました。結局、全身打撲だけでしたが後頭部を強打したため再度脳検査を受けることになりました。
事故の相手はバンタイプの車で、カーナビに気をとられ私のバイクに気がつかなかったようです。ブレーキが遅ければもっと悲惨な事故になっていたと警察の人が言ってました。バイクは、フロントから前のめりに倒れたためフロントフォークは曲がり、リアフレームはくの字に曲がり全損あつかいになりました。事故前に前後のタイヤ、マフラー、ヘルメット、ツナギ、グローブを買えかえたばかりでしたがすべて事故で破損してしまいました。身体は結局、打撲だけで少しの首の違和感ぐらいで後遺症も無く済みました。
被害者でも…
相手との交渉は事故割合は100:0です。事故相手の職業はある企業の事故処理係ということもあり、割と早く対応してもらえたと思います。しかしながら私のバイクは買ってから3年がたち中古市場の相場が21万円ぐらい、ヘルメットやツナギを合わせてもせいぜい25万円ほどにしかならず、保険などを入れた中古も買えない金額です。人身の方では打撲で1週間ほど通院で一日約2,400円×7で16,800円ほど、こちらの保険で10万円。これらをあわせてもやっと中古のバイクが買えるぐらいで被害者でもやられ損という感じす。
事故のリスクを減らすには!
信号まちで3車線の真ん中、先頭にいたわけですがオカマ事故(相手は脇見運転)ですので回避する術はないです。事故のリスクを減らすには先頭につかないといのもありますが、乗用車の後ろにつき後続の車に同じことをされたらさらに悲惨な事故になっていたでしょうし、サイドよりにつけても巻き込みという事故もありうるでしょう。愛車ヤマハXG250(トリッカー)のような小型で真正面からでは細くてわかりにくいバイク、50ccのスクーターなど車から死角に入るとわかりにくいバイクはウエアやヘルメットを派手目の色で他車に気づいてもらうアピールなどでリスクを少しでも少なくするしかないと思います。
墓参りの途中でしたのでずいぶん遅れてお参りにいきましたがこの事故がもっと悲惨だったらこのお墓に入っていたかもと考えさせられました。これぐらいで済んだことにご先祖様に感謝します。