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憧れのハーレー購入、しかし現実は厳しく…

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「ハーレーに乗ってる男って素敵」と、昔付き合っていた女の子が言っていました。それがキッカケで、僕もハーレーに興味を抱きました。 当時は収入が低く、とてもハーレーなど買えるような余裕などありませんでした。それから何年か経ち、ようやく収入が安定してきたので、購入を検討しました。

僕が購入前にしたことは情報収集です。ハーレーダビッドソンジャパンのホームページを見たり、ハーレーに関する個人サイトやブログ、そしてハーレーの ディーラーに直接見学しに行ったりしました。ディーラーの対応は、まさに「キングオブハーレー」の名に相応しいほどの、親切で丁寧な対応でした(店舗によって差はありましたが)。

まずは跨がって

「ハーレー」といっても、いくつもの車種があるので、まずは跨がってみました。 自分が思っていたよりもコンパクトだったり、跨がるのも一苦労するものもありました。その中で僕が気に入ったものが、「ワイドグライド」という車種でした。ワイドグライドは足を大きく前に出して乗るため、跨がっただけでアメリカの荒野を走っているイメージが湧いてきました。

コレだ!と直感的に購入をしようとしましたが、一応念のために他の車種を試乗しました。ワイドグライドの試乗車はなかったので、他の車種にしか乗れませんでしたが、参考になりました。その当時乗っていたヤマハのSR400は下取りに出しました。自分の思っていた価格より高値で買い取ってくれました。

ワイドグライドが納車され、店舗に向かいました。ハーレーのディーラーさんに、いくつかの記念写真を撮って頂きました。手続きを済ませ、早速自宅に向かいました。ここで、急に違和感が。足を乗せるステップが遠すぎる、と感じたのです。ワイドグライドは試乗車がなく、跨がったインスピレーションで購入を決めるしかなかったのですが、まさかここまで遠いとは思っていませんでした。

あ、コレは失敗したな…

家に帰る道中に「あ、コレは失敗したな。どうしよう」ということばかり考えていたのを覚えています。憧れのハーレー。僕はこれに乗って世界を旅するんだ…などと夢見ていたのが嘘のようです。 家に着くと、すぐにディーラーに電話をしました。カスタムの依頼です。ハーレーはカスタムパーツがたくさんあるため、なんとかなるかもしれない、と思ったのです。

その後、ステップの位置を少し変えたり、シートを変え、ハンドルも変え…なんとか現状を打破しようともがきました。試行錯誤した結果、売却しました。重いし、乗車姿勢悪くて腰痛めるし、気楽に乗れないしで、苦労ばかりだったワイドグライド。

その後、ワイドグライドを手放し、ハーレーのスポーツスターというバイクに乗り換えました。ワイドグライドの買い取り価格がスポーツスターより高かったため、実質無料で乗り換えできました。乗り換えしてよかったと思いました。いい経験になりました。

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