カワサキ ニンジャ400R スペシャルエディション(NINJA400R SE)
年式:2011年式(2012年モデル)
型式:EBL-ER400B
購入価格:72万円(諸費用込)
見た瞬間に「欲しい!」
これは私が初めて新車でバイクを買った車種です。当時乗っていたバイクに不満があり、色々探していた時にこのバイクに出会いました。フルカウルのスポーツバイクを探していたのですが、年式が古かったり、250ccだったりと中々欲しいと思うものが無かったのですが、NINJA400Rは見た瞬間に欲しいと思わせてくれました。実車の完成度の高さはとても魅力的に見えました。
排気量400ccで並列2気筒エンジンは、乗る前は若干抵抗がありました。それまで4気筒の加速と音を求めていた私ですが、並列の2気筒は経験したことが無くイメージがし辛かったのです。走ってみると、4気筒に執着していた事すら忘れてしまうほど良い走りでした。特に発進は4気筒400ccよりも力強くパワーを感じる部分でした。かといって高速域が弱いかと言うと、しっかり伸びてくれるのです。排気音もV型2気筒のバイクとは全く異なった音質で、高回転域では唸るような音がより一層レーサーバイクを連想させてくれました。
イメージ通り動いてくれる印象
ハンドリングはとても良く、バンク角も深く、小さなきっかけでイメージ通り動いてくれる印象です。NINJA400Rの特徴なのですが、リアサスペンションが乗車した状態で右サイドに大きくオフセットしているのです。これほどまでにオフセットしたリアサスペンションは見たことが無かったのでリアの荷重コントロールに少し不安を感じていましたが、しっかりとダイレクトに伝わってきて申し分ない程でした。一部ジムカーナ走行に関しては扱い辛さを感じた事もありますが、公道を走行するにあたってはまず差は分かりません。
マフラーは腹下で終わっており、一見するとマフラーが無い様に見えるかもしれません。リア周りをすっきりと細く仕上げてレーサースタイルに近いものを感じます。重心を下げる効果もあるのかもしれません。
所有欲を満足させてくれる
私の購入したスペシャルエディションですが、カラーリングが通常のものとは違う事も良かったです。通常は一色塗りですが、スペシャルエディションはグラフィックがあり、リアサスペンションのスプリングもライムグリーンに塗られています。
ニンジャ400Rスペシャルエディション
ホイールには純正でリムテープが貼ってあり足まわりのアクセントになっていてカッコイイと思わせられます。オフセットのリアサスペンションと言い、腹下で終わっているマフラーといい、所有欲をおおいに満足にさせてくれるものでした。
現在後継車の「NINJA400」が発売され、さらにデザインが良くなっています。細部も若干変わっているようなので是非一度乗ってみたいと思います。